【完全ガイド】訪問看護師の役割とは?仕事内容と1日の流れを徹底解説

公開日:2024/04/05 更新日:2024/04/06
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厚生労働省では「第8次医療計画における在宅医療の体制設備について」において在宅医療の需要増加とそれに伴う体制整備を推進すると言及していて、訪問看護師の重要性は今後更に増していきます。

この記事をご覧になっている方の中にも病棟・クリニックの看護師から今後需要が高まる訪問看護師への転身を検討されている方がいらっしゃるかと思います。

しかし、身近に訪問看護師の知人がいないと「訪問看護師に興味はあるけど、どんな仕事をするの?やりがいはある?」といった疑問を持つ看護師の方も多いでしょう。

この記事ではそのようなみなさんの疑問に対し、訪問看護の役割や仕事内容、やりがいなどくわしく解説します。訪問看護への転職を考えている人は、ぜひ最後までお読みください。

訪問看護とは?|在宅療養の役割を担う

訪問看護とは「ご自宅などで療養している方に医療や看護を提供し支援すること」です。看護師が医師の指示をもとに、疾患の治療や予防、健康保持や増進を行います。

訪問看護の利用者さま者は高齢者が中心ですが、近年は若年層や子供の訪問看護利用率も高まってきています。

訪問看護の役割

ご自宅での療養生活を支える要となるのが「訪問看護」です。乳幼児から高齢者まですべての年齢が訪問看護の対象となり、予防的な支援から看取りの支援まで行います。

訪問看護師だけでなく、医師やケアマネージャー、ヘルパーなど多職種が連携し、ひとつのチームとなり利用者さまを支えます。チームの中で、利用者さまとご家族の身近な支援者となり、メンバーの連携が機能するように日々の状態や生活の状況を伝えるのが訪問看護師です。

そのためめ利用者さまの望む生活が叶えられるように、橋渡しをする重要な役割があります。

訪問看護の利用者さま

訪問看護を利用する利用者さまさまの88.7%がご自宅で生活している人で、その他は施設内(特別養護老人ホームなど)で暮らしています。

以下のグラフは、訪問看護を利用する人の主な傷病別の内訳です。

参照元:訪問看護の現状とこれから 2024年度版:日本看護財団

厚生労働省の報告によると、厚生労働省の調査によると、65歳以上の高齢者がおよそ半数を占めています。次に多い年齢は、難病や障害をもつ20〜64歳の成人の方です。小児は割合が少ないですが、近年は小児の訪問看護利用者が増加傾向にあります。

年齢割合
0~19歳約10%
20~39歳約10%
40~64歳約30%
65~84歳約37%
85歳以上約12%

参考:厚生労働省|訪問看護療養費実態調査(2021年度)

利用者さま利用者さままた、すべての疾患を対応しているのではなく精神科や小児など特定の領域に特化しているという訪問看護ステーションもあります。

訪問看護ステーション選びの際には、それぞれの特色を確認するとよいでしょう。

訪問看護の利用者さまについては以下の記事も参考にしてみてください。

訪問看護の利用者さまとは?ケアや求められるスキル、おすすめ資格を紹介

訪問看護ステーション数の推移と主な訪問先

訪問看護ステーションの数は年々増え続けています。令和5年度で稼働している訪問看護ステーションは約15,000カ所で、2010年以降の10年間でおよそ2.7倍に増加しています。

訪問看護ステーション数(全国訪問看護協会調査)

また、最近では利用者さまさまのごご自宅だけでなく各種施設に訪問する訪問看護師もいます。具体的な訪問先は以下のとおりです。

  • 有料老人ホーム
  • サービス付き高齢者向け住宅
  • 小規模多機能型居宅介護
  • グループホーム
  • 特別養護老人ホーム(特養)
  • 小規模特別養護老人ホーム

利用者さまさまのご自宅に行く訪問看護と、施設に出向く訪問看護師が提供するケアに違いはありません。施設に行く訪問看護師は、施設の看護師と協力し入居者さまの体調を管理します。

訪問看護師の数

厚生労働省「令和4年介護サービス施設・事業所調査の概況」による訪問看護ステーションの従業者数は以下の通りです。

看護師101,130人
准看護師8,952人
理学療法士23,650人
作業療法士10,160人
言語聴覚士2,999人
その他13,806人
訪問看護従事者の総数160,707人

参考:令和4年介護サービス施設・事業所調査の概況|厚生労働省

現在、訪問看護ステーションで働く職員は実数値で約16万人でありそのうちの約11万人が看護師・准看護師です。訪問看護の需要は伸び続けており、日本看護協会では2025年までには訪問看護師を約15万人まで増やすことを目標としています。そのため、訪問看護師は将来性の高い仕事であると言えるでしょう。

また、16万人中5万人が他の職種であることからもわかるように訪問看護の仕事は多職種との連携が重要になる仕事です。

訪問看護に必要な資格と経験

訪問看護師には看護師、もしくは准看護師の資格が必須です。ほかには、保健師、助産師の免許を必要としている場合もあります。また、訪問先への移動手段で、車やバイクを必要とするステーションでは自動車免許が必須となります。

そのほかに、以下の資格や認定があると、利用者さまにより質の高い訪問看護を提供できるでしょう。

  • ケアマネージャー
  • 在宅ケア認定看護師
  • 認知症ケア専門士
  • 各種専門看護師
  • 特定行為研修

在宅ケア認定看護師やケアマネージャーの資格を取得すると在宅医療の仕組みや制度などについての知識が深まります。また、終末期や認知症や褥瘡などに対する訪問看護の需要が高まっています。そのため認知症ケア専門士など専門士の認定を得たり、特定行為研修を受けることで質の高い看護を提供できるでしょう。

訪問看護師になるためにどうすればよいかについては以下の記事に詳しくまとめているので、参考にしみてください。

訪問看護師になるには?あると便利な資格も解説!

また、認定看護師・専門看護師については以下にまとめています。

認定看護師になるには?条件や取得までの流れ、資格取得によるメリットも解説

専門看護師になるには?資格取得までの流れや必要な臨床経験、認定看護師との違いも解説

訪問看護の役割と訪問看護師の仕事内容

訪問看護の役割は以下のとおりです。

  • 疾患や介護状態の回復・予防
  • 病院の入退院の支援
  • 療養生活の支援

訪問看護師は、利用者さまの生活の質の向上をめざし、利用者さまとご家族のニーズに沿った個別性あるサービスを提供します。疾患の治療だけでなく、健康上の問題を抱えながらも「自分らしい生活を送れる」ことをめざすのが訪問看護です。

訪問看護師は医師の指示のもとで利用者さまに以下の看護を行います。

  • 病状や健康状態の観察
  • 医師の指示による医療処置
  • 苦痛緩和の支援
  • 日常生活のサポート
  • リハビリテーション
  • 利用者さまとご家族への指導
  • 療養生活の相談
  • 療養環境の支援
  • エンドオブライフケア
  • 緊急時の対応
  • 訪問看護計画書の作成・評価
  • 報告書の作成

訪問看護師は、利用者さまさまやごご家族の思いも尊重しながら、その人らしい生活を続けられるように支援します。医療的ケアだけでなく、利用者さまさまやごご家族へのご家族指導も行い、困っていることや悩みの相談を受けることも訪問看護師の役割です。

訪問看護師の1日のスケジュール例 

ここでは、訪問看護の代表的な1日のスケジュールについて紹介します。

時間業務内容
8:30 
ステーションに出勤・朝礼
ステーションに出勤後、訪問する利用者さまさまを確認し、前日までの記録を見て状態を把握します。朝礼では、スタッフ全員の訪問スケジュールの確認や全員で共有すべき利用者さまさまの状態を報告します。
ステーションに出勤せず、直行・直帰をしている訪問看護師には、管理者からメールや電話で、朝礼の内容が伝えられます。
8:45 
準備・出発
朝礼後は、訪問バックの物品を確認・補充し、各利用者さま宅へ向かいます。ステーションを出る前には、身だしなみのチェックも行います。指示された服装で清潔感ある身だしなみで訪問することが基本です。
関連記事:訪問看護師の服装のポイントとは?雨の日・日焼け対策も忘れずに
9:00~12:00 
午前中の訪問
訪問時間によって異なりますが、午前中は2〜3件を訪問します。
ケアの前後には必ず手洗いか手指消毒をし、利用者さまのご自宅にウイルスや細菌を持ち込まないように注意します。また、訪問先ではインターフォンを使用するか、どこから出入りするかなど、利用者さまが希望している方法で家に入ることが必要です。近所に知られたくない利用者さまもいるため、ご自宅に入る際にも配慮が大切です。
12:00~13:00 
昼食
昼の休憩をとります。利用者さまの嚥下評価のため食事介助に入る場合は、時間がずれることもあります。昼食をとる場所は決まっておらず、ステーションに戻る人もいれば、自分のご自宅に戻る人など、さまざまです。
13:00~17:00 
午後の訪問
午後の訪問はおよそ3〜4件ほどです。午前中の訪問と合わせると、1日に訪問する件数は4〜6件が一般的です。
17:00~17:30 
帰社
ステーションに戻り、各種報告・記録をします。現在では、電子カルテを導入しているステーションも多く、スマホやタブレットを訪問先に持ち出し、訪問中や訪問の合間に記録を終わらせることもあります。
また、訪問看護の世界では様々な職種との連携が行われるため、帰社後に多職種の方に連絡や報告を行うことも多いです。
17:30 
勤務終了
報告や記録が終わると、勤務終了です。
オンコールの担当になっている場合は緊急の対応が必要な方などがいるか申し送りを受けた上で自宅待機をします。
関連記事:訪問看護のオンコールとは?ストレスなく過ごす方法や実例も紹介

訪問看護ステーションの看護方式には1人の利用者さまさまに対して1人の訪問看護師が担当する「受け持ち制/担当制」と、ステーション内の看護師をいくつかのチームに分けて各チームが利用者さまさまを担当する「チーム制」という看護方式があります。詳しくは以下の記事を参照してください。

訪問看護は担当制?受け持ち制とチーム制の違いやメリット・デメリットについて解説

訪問看護師のやりがいと大変なところ

訪問看護は、病院の看護とは違うやりがいがある仕事です。大変な面もありますが「訪問看護師になってよかった」という経験者の声をよく耳にします。

ここでは、訪問看護師についてさらに詳しく知ってもらうために、訪問看護師のやりがいと大変なところをそれぞれ紹介します。

訪問看護師のやりがい・メリット

訪問看護師には以下のようなやりがいがあります。

  • 自分が必要とされる感覚が持てる
  • 多職種と関わるチームワークの大事さを実感できる
  • 利用者さまとの深い信頼が築ける
  • 全年齢、全疾患に関われる
  • 地域に貢献できているという実感が持てる

また、訪問看護の働き方には以下のようなメリットがあります。

  • シフトに柔軟性がある
  • 夜勤がない
  • 土日が休み
  • 直行・直帰できる
  • 一人の利用者さまのケアに集中できる

訪問看護師の働き方は、労働時間の調整がしやすく、夜勤や土日勤務がないことが病棟の看護師とは違います。決められた訪問時間でシフトを調整するため、スタッフの急な休みにも対応しやすいです。また、オンコール対応があるものの

夜勤がなく土日は基本的に休みであるステーションも多いため、家族との時間をとりやすいです。直行・直帰も可能であれば、訪問が終わればすぐに自宅へ帰れます。

さらに、1人のケアに集中できることは訪問看護のメリットです。病院であると、患者さまへの対応の途中で検査に呼ばれたり、ナースコールでほかの患者さまに呼ばれたりと、ケアに集中できないことも少なくありません。しかし、訪問看護では基本的には、訪問時間に他の利用者さまに呼ばれないため、利用者さま1人に集中できます。

訪問看護の仕事のやりがいやメリットについては以下の記事も参考にしてみてください。

訪問看護師のやりがいとは?働き方のメリットまで解説

訪問看護師の大変なところ

つぎに、訪問看護師の大変だと言われているところも紹介します。

  • 1人で訪問することが不安
  • 様々な疾患・発達段階に対応する必要がある
  • オンコール対応がある
  • 体力が必要

ご自宅訪問看護の経験が浅い方は、1人で様々な疾患や発達段階に対応する不安があるかもしれません。どの看護師の方も同じだと思いますが、よほどのジェネラリストでない限りすべての疾患と領域を対応できる方は多くありません。困ったり、判断に迷ったときに管理者やリーダーに相談できます。また訪問看護ステーションはチームの1人1人の知恵を持ち寄って利用者さまのケアにあたる文化がある利用者さまため、プレッシャーを感じる必要はありません。

また、訪問看護の対象者はご自宅で療養しているため、入院中の患者のように観察し続けなければならない重症の方はほとんどいません。

オンコールの対応を大変だと思う方もいますが、病院の夜勤と違って自宅で過ごすことができ常時緊急用の携帯を持っている以外は、日常生活が送れます。オンコール手当によって収入がアップすることも魅力です。

さらに、訪問看護ステーションによっては医療依存度や介護度が低い利用者さまを中心としているところや、訪問看護ステーションの近くに住む利用者さまが中心のところもあります。自分の体力や経験にあった訪問看護ステーションを選択することも可能です。そのため、看護師経験が浅い人でも訪問看護師としてキャリアを積むことが可能です。

訪問看護におけるメリット・デメリットについては以下の記事も参考にしてみてください。

訪問看護師として働くメリット・デメリットとは?|仕事の特徴も解説

訪問看護師の給料

訪問看護師は病棟看護師と比べてワークライフバランスが取れる分給料が下がるというイメージを持たれがちですが、実際の訪問看護師の平均月収は36万7,775万円です。病院勤務の看護師の平均月収は38万4,546円であるため、差は1万6,771円とほぼ変わりません。

訪問看護師の給与はオンコール手当で左右されやすいです。オンコール手当は一般的に1回あたり1,000円から3,000円程度であり、ステーションによっては5,000円以上の手当が支給されることもあります。また、緊急訪問すると、訪問時間に応じて計算される時給手当や緊急訪問手当が別途支給されます。

訪問看護師の給料については以下の記事に詳しく書かれています。

訪問看護師の給料は高い?手取りや給料を上げる4つの方法を徹底解説

訪問看護師に向いている人・向いていない人の特徴

訪問看護師として働きたいが「自分に向いているか」と心配になる人もいるでしょう。そこで、ここでは訪問看護師に向いている人・向いていない人の特徴を紹介します。

訪問看護師向いている人の特徴

訪問看護師は利用者さまとの長期的な関わりの中で関係構築していくことから、接遇・マナーが重要になります。

利用者さまの立場に立つと長期的にお付き合いする訪問看護師のケアは、それ自体が一つの生活になります。もし訪問看護師が基本的なマナーができていなかった場合、利用者さまやそのご家族との信頼関係を築くことが難しくなってしまい、結果として利用者さまの生活に悪影響を与えてしまいます。

よって、ご利用者さまの立場に立ち、マナー・思いやりをもってケアをできる方が訪問看護師に向いています。技術に不安があっても訪問看護ステーションの先輩の助言を受けながら対応することは可能です。ただし、利用者さまと信頼関係を築けるのは日々向き合っている訪問看護師自身なのです。

<訪問看護で必要となる主なマナー>

  • 笑顔で挨拶する
  • 靴をそろえる
  • 清潔感ある身なりに整える
  • 丁寧な言葉づかいをする 
  • 鞄を机に置かない
  • 部屋の中をジロジロ見ない
  • 雨の日に濡れたものを持ち込まない など

病棟・クリニックと大きく異なるのは利用者さまのご自宅に入るという点です。よって病棟以上に広い観点での利用者さまマナーが求められます。

また、訪問看護師はご家族とのコミュニケーションも多いため、利用者さまだけでなくご家族の希望にも耳を傾ける姿勢が重要になります。

このように書くと難しそうに思えますが、基本的な知識を学んだうえで利用者さまとそのご家族に真摯に向き合い続けていれば、自ずと信頼関係が築けるでしょう。

経験が浅い看護師の方の中には、訪問看護は経験が豊富にないとできないという認識を持っている方もいるかもしれませんが、そのようなことはありません。若い方も接遇やマナーを身に着ければ訪問看護師として活躍することが可能です。

訪問看護のマナーについては以下の記事に詳しく記載されているので、是非ご覧ください。

訪問看護のマナーのポイント21選!マナーが必要な理由も解説

向いていない人の特徴

一方で以下のような方は訪問看護に向いていないかもしれません。

  • 衛生面に敏感な人
  • 人との深いつながりを築くことが苦手な人

訪問看護師に限らずほとんどの人が、他人のご自宅に行くことに抵抗があるものです。しかし、現役の訪問看護師に話を聞くと経験を積むことで慣れることも多いようです。

当然病棟と比較すると衛生面で差があることは否めないので、訪問看護ステーションや訪問看護師自身で様々な衛生面での工夫をしています。また、アレルギーがある場合は訪問看護ステーションの管理者に伝えれば訪問先を配慮してもらえるので、心配はいりません。

人との深いつながりを築くことが苦手、疾患にのみ向き合っていたいという看護師の方もいるかと思います。この点については個々人の性格・価値観によるものなので難しいですが、利用者さまへ訪問を繰り返すうちに、さまざまな体験や対話を通して利用者さま自身の人生に興味をもつようになるかもしれません。それは、今まで苦手と感じていた「つながり」の面白さやあたたかみを知り、訪問看護師自身の成長にもつながっていくでしょう。

もし、上記に当てはまるようでしたら、一度訪問看護ステーションに見学にいき、現場の訪問看護師の方に話を聞くといいでしょう。同じような感覚を持っていたところからどのように訪問看護の仕事に慣れていったか、経験談を聞くことができます。

訪問看護師の向き不向きについては以下の記事も参考にしてみてください。

訪問看護師に向いてる人とは?向いている人の特徴7選とその理由、向いていない人の特徴も解説!

訪問看護業界への転職に失敗しないために確認するべきポイント

訪問看護への転職を考える際には以下のポイントを確認しましょう。

  • オンコール体制
  • 利用者さまさまの傾向
  • 勤務体制
  • 残業時間
  • 年間休日
  • 教育体制
  • ステーションの雰囲気

オンコールの回数や手当などは訪問看護ステーションによって異なります。また、利用者さまさまの疾患や年齢、勤務体制、年間休日、訪問看護ステーションの雰囲気もそれぞれに特色があります。

転職を検討するにあたっては、まず自分がどのような働き方をしたいか考えてみましょう。職場見学や面接などを通し、希望する条件に合っているか確認し、自分に合った訪問看護ステーションを選びましょう。特に職場の見学は訪問看護ステーションにどのような人がいて、どのような考え・価値観を持って利用者さまのケアにあたっているかを知る上でとても重要です。

訪問看護ステーションに特化した転職サイトであるNsPace Career(ナースペースキャリア)では、上記のような細かいステーションごとの特徴を記載しているため、自分にあったステーションを探すことができますので、是非活用してみてください。

また、訪問看護転職を失敗しないためのポイントについては以下の記事に詳しく記載しているので、是非参考にしてください。

【事例あり】訪問看護への転職を失敗しないために!転職で気をつけるポイントを解説

まとめ~訪問看護師の需要は今後も高まる~

高齢化社会を迎えている日本では、療養の場所を病院から「ご自宅」に移行することが進められています。そこで在宅医療を支える要となるのが訪問看護師です。訪問看護師は、利用者さまのご自宅身近な存在であり、利用者さまを支えるチームの中心となり多職種との橋渡しをする役割があります。

訪問看護師は、利用者さまの望む生活を実現するために1人1人と深く向き合うことができる仕事です。訪問看護師1人でのケアに慣れるまではプレッシャーを感じますが、多職種のチームで利用者さまを支える体制や文化があります。

訪問看護ステーションに特化した転職サイトNsPace Careerでは豊富な訪問看護ステーションの求人情報に加え、訪問看護の専門家からのアドバイスがもらえる無料相談も承っています。やりがいや魅力の多い訪問看護を、あなたもチャレンジしてみませんか。

参考サイト・文献

令和5年度 訪問看護ステーション数 調査結果

訪問看護のサービス提供の在り方に関する調査研究事業報告書

「医療的ケア児及びそのご家族に対する支援に関する法律」について

在宅医療(その4)

訪問看護の現状とこれから 2024年度版:日本看護財団

平成 27 年度介護報酬改定の効果検証及び調査研究に係る調査 |厚生労働省

訪問看護アクションプラン2025|日本看護協会他

訪問看護|厚生労働省

2021年度看護職員実態調査|日本看護協会

全国訪問看護研究事業|訪問看護ステーションにおける24時間対応体制に 関する調査研究事業

令和4年介護サービス施設・事業所調査の概況|厚生労働省

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記事投稿者プロフィール画像 NsPace Careerナビ 編集部

「NsPace Career ナビ」は、訪問看護ステーションへの転職に特化した求人サイト「NsPace Career」が運営するメディアです。訪問看護業界へのキャリアを考えるうえで役立つ情報をお届けしています。

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