看護師の履歴書の書き方|8つのポイントや見本・テンプレート、提出マナーを解説

「看護師の履歴書はどう書けばいい?」「志望動機や自己PRで何をアピールすればいいの?」
看護師として転職する際、履歴書の書き方に悩む方は少なくありません。
履歴書は、これまでの経歴や保有資格、応募先への志望理由などを伝える大切な書類です。内容によっては、採用担当者が「この人に会って話を聞きたい」と感じるかどうかにも影響します。
この記事では、看護師の履歴書の見本をもとに基本的な書き方や各項目を記入する際のポイント、提出する際のマナーなどを解説します。履歴書の作成に不安がある方は、ぜひ参考にしてください。
看護師の履歴書とは?【見本とダウンロード】
履歴書とは、氏名や住所、学歴・職歴、免許・資格、志望動機などを記載し、自身の経歴や応募先への志望意欲を伝えるための書類です。
看護師が転職する際も、基本的には一般的な履歴書を使用します。応募先から指定の様式がある場合は、その様式に従いましょう。履歴書には、主に次のような項目を記載します。
- 氏名・住所・連絡先
- 学歴・職歴
- 免許・資格
- 志望動機
- 自己PR
- 本人希望欄
看護師の場合は、これまで勤務した病院や施設の職歴、看護師免許や保健師免許などの資格を正確に記載することが重要です。以下より、看護師の履歴書の見本を提示しています。見本と見比べながら書き進めることで安心して作成できるでしょう。

履歴書の書き方4つのマナー
まずは、看護師転職の履歴書の書き方における以下4つのマナーを紹介します。
- 履歴書のサイズはA4を使用する
- 記入漏れがないか確認する
- 応募先の指定に合わせて作成する
- 修正テープは使用せずに書き直す
それぞれのマナーを詳しくみていきましょう。
履歴書のサイズはA4を使用する
看護師転職の履歴書は、A4サイズ(見開きA3)を使用するのがおすすめです。
履歴書のサイズにはA4とB5の2種類がありますが、指定がなければどちらのサイズを選んでも問題ありません。
ただし、職務経歴書や送付状はA4サイズで作成されることが一般的です。応募書類のサイズをA4でそろえることで、採用担当者も書類を管理しやすくなります。
そのため、応募先から指定がない場合は、履歴書もA4サイズで作成するとよいでしょう。
記入漏れがないか確認する
履歴書は、必要な項目に記入漏れがないよう確認しましょう。該当する内容がない項目については、項目に応じて「特になし」などと記載する方法があります。本人希望欄に特別な希望がない場合は、「貴院の規定に従います」などと記載するとよいでしょう。
応募先の指定に合わせて作成する
履歴書は、応募先から指定された作成方法がある場合、その方法に従いましょう。
作成方法には、以下2つのパターンがあります。
・手書きによる作成
・パソコンや専用のアプリによる作成
現在は、採用サイトから履歴書を提出したり、メールでPDFを送付したりするケースが増えています。
ただし、手書きの履歴書を求められるケースもあるため、求人情報や応募先の案内を確認することが大切です。
作成方法に指定がない場合は、読みやすく、誤字脱字のない履歴書を作成できる方法を選びましょう。ナスキャリでは、看護師向けに履歴書作成ツールを用意しています。下記のツールを活用すると、スマホやパソコンで簡単に履歴書を作成できますので、ぜひお役立てください。
修正テープは使用せずに書き直す
手書きで履歴書を作成し、記入ミスをした場合は、修正テープや修正液を使わず、新しい用紙に書き直すのが基本です。
履歴書は、自身の経歴や資格などを正確に伝える大切な応募書類です。修正テープを使用したり、二重線で訂正したりすると、見た目が読みづらくなる場合があります。
手書きで作成する場合は、あらかじめ記載内容を整理し、下書きをしてから清書するとミスを減らしやすくなります。予備の履歴書を数枚用意しておくと、書き間違えたときにも安心です。
パソコンで作成する場合も、提出前に誤字脱字や記載内容に誤りがないか確認したうえで、PDFなど指定された形式で保存・提出しましょう。
履歴書の書き方の基本|8つの項目のポイント
次に、履歴書の書き方の基本を紹介します。それぞれ8つの項目を詳しく確認しましょう。
①氏名・日付・住所・電話番号
氏名は、正しい漢字・表記で記入しましょう。日付は、履歴書を提出する日を記入し、郵送する場合は郵送する日を書きます。
現住所には、現在住んでいる住所を都道府県名から正確に記入しましょう。転職活動中に引っ越す予定がある場合は、連絡先の欄を使用し「〇月〇日に転居予定」と一文添えておくと連絡の行き違いを防げます。
電話番号は、日常的に利用し連絡がつながる番号を記入しましょう。
②写真
履歴書の写真は、本人のみが写り、胸から上が収まる証明写真を使用しましょう。
撮影時期は、一般的に3か月以内を目安とし、スナップ写真や日常の写真は避けます。服装はスーツなどのきちんとしたものを選び、髪型やメイクも清潔感を意識するとよいでしょう。
写真を履歴書に貼る前に、裏面へ氏名を記載しておくと、万が一はがれた場合でも誰の写真か確認しやすくなります。必要に応じて生年月日も記載しておくと安心です。
③学歴・職歴
最初の行に「学歴」と記入し、年代順に正式名称で記入しましょう。
たとえば、高校名は「〇〇高校」ではなく正式名称である「〇〇高等学校」と記入します。
学歴の記入が終わったら、次の行に「職歴」と記入します。職歴も学歴と同じく年代順に、勤務先の正式名称を記入しましょう。現在も勤務している場合は、最後に「在職中」または「現在に至る」と記入し、その一行下の右端に「以上」と記入します。
長期間、仕事をしていない時期がある場合は、「子育てのため退職」「介護のため退職」など、退職理由を簡潔に記入する方法があります。空白期間の理由が採用担当者に伝わるため、経歴を確認する際の参考になります。
一方、退職理由を詳しく記載する必要がない場合は、「一身上の都合により退職」と記入しても問題ありません。
④免許・資格
免許と資格は、看護業務にかかわるものを年代順に、正式名称で記入します。
免許や保有資格が多く記入欄が足りない場合は、業務に活かせるものやアピールしたいものを優先してください。
取得見込みである場合は「〇年〇月 〇〇資格取得見込み」と記入します。専門看護師や認定看護師など専門的な資格を持つ方は、認定証などで正式な資格名称を確認して記載しましょう。
また、訪問看護ステーションに応募するときは、自動車の運転が必須な事業所もあるため「普通自動車第一種免許 取得」も記入しましょう。
関連記事:看護師免許の正式名称は?履歴書の正しい書き方と間違えやすいポイント
⑤志望動機
志望動機は、採用担当者が重視する項目のため、丁寧に作成しましょう。
「どのような思いで応募したのか」「これまでの経験をどのように活かせるのか」などを伝えるため、これまでの経験やスキルに加えて、応募先を選んだ理由や入職後にどのように貢献したいのかを盛り込みます。
下記に志望動機の例文を紹介するため、何を書けばよいか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
⑥自己PR
自己PRは、看護師としての強みをアピールする大切な項目です。採用担当者に「一緒に働きたい」「これまでの経験を活かして貢献してくれそう」と思ってもらえるよう、次のポイントを押さえて作成しましょう。
- 経験にもとづいた強みを具体的に書く
- 志望動機と連動させる
- 協調性や向上心をアピールする
たとえば、志望動機とつなげて「貴院の育成プログラムの中で、今まで培ってきた教育担当の経験を活かしたい」と記載すると、自分の強みと応募先での活かし方が伝わりやすくなります。
⑦趣味・特技
趣味・特技欄がある場合は、自分の人柄が伝わる内容を簡潔に記載しましょう。面接で話題になることもあるため、質問されたときに自然に説明できる内容を選ぶことが大切です。
⑧本人希望欄
本人希望欄には、入職時期や勤務時間、勤務日数など伝えておきたい希望があれば記入しましょう。
希望がない場合は、「特になし」または「貴院(貴施設)の規定に従います」などと記入します。応募先に合わせて、「貴院」「貴施設」「貴社」などの表現を使い分けてください。
看護師の履歴書「志望動機」の例文
志望動機では、「なぜその職場を志望するのか」だけでなく、これまでの経験や強み、それらを入職後にどのように活かしたいのかまで具体的に伝えることが大切です。
ここでは、応募先や働き方別に5つの例文を紹介します。そのまま使用するのではなく、自身の経験や応募先の特徴に合わせて内容を調整しましょう。
訪問看護の志望動機
これまで急性期病棟で〇年間勤務し、退院支援に携わるなかで、退院後の生活まで見据えた看護の重要性を感じるようになりました。特に、認知症のある患者さまとご家族への支援を経験したことから、住み慣れた自宅で安心して生活を続けられるよう支える訪問看護に関心を持っています。認知症ケアに力を入れ、ご家族への支援も大切にされている貴ステーションの方針に魅力を感じ、志望いたしました。訪問看護は未経験ですが、病棟で培った観察力や多職種との連携経験を活かすとともに、在宅看護に必要な知識・技術を学び、利用者さまとご家族の生活を支えられる看護師を目指します。
訪問看護が未経験の場合は、「未経験でも頑張る」だけで終わらせず、病院での経験が訪問看護への関心につながったきっかけや、活かせる経験を具体的に示しましょう。また、応募先の特徴や理念と志望理由を結びつけると、「なぜこのステーションなのか」が伝わりやすくなります。
クリニックの志望動機
これまで〇年間、総合病院の内科病棟で勤務し、慢性疾患のある患者さまの看護や退院支援に携わってきました。そのなかで、治療中だけでなく、退院後も継続して患者さまの健康を支えることの重要性を感じ、地域に身近な医療に携わりたいと考えるようになりました。貴院が〇〇疾患の診療に力を入れ、患者さまへの継続的な支援を大切にされている点に魅力を感じています。これまで培った患者さまの状態を的確に把握する力や、生活背景を踏まえて支援する経験を活かし、地域の患者さまが安心して通院できる環境づくりに貢献したいと考え、志望いたしました。
クリニック未経験の場合でも、病院で培った経験のなかから応募先で活かせるものを具体的に示せます。「地域医療に興味がある」だけで終わらせず、応募先の診療内容や特徴を調べ、自身の経験や今後取り組みたい看護と結びつけましょう。
新卒の志望動機
訪問看護実習で終末期にある利用者さまを訪問した経験から、療養する場所が変わることで、必要とされる看護も大きく変わることを学びました。特に、ご本人の思いや生活習慣を尊重しながら、ご家族を含めて支援する訪問看護師の姿が印象に残っています。この経験から、疾患だけでなく一人ひとりの生活や価値観に向き合い、その人らしい療養生活を支えられる看護師になりたいと考えるようになりました。新人教育や同行訪問などの教育体制を整えている貴ステーションで、基礎的な看護技術と在宅看護について着実に学び、将来は利用者さまとご家族から安心して相談していただける看護師になりたいと考え、志望いたしました。
新卒の場合は、実務経験がないことを無理に補おうとする必要はありません。実習や学習を通して何を感じ、それが志望理由にどうつながったのかを具体的に伝えましょう。また、入職後に何を学び、どのような看護師を目指したいのかまで示すと、志望理由に一貫性が生まれます。
中途・転職者の志望動機
これまで急性期病棟や回復期病棟などで勤務し、幅広い病期にある患者さまの看護を経験してきました。複数の診療科で経験を重ねるなかで、患者さまの状態変化を早期に捉える観察力と、状況に応じて優先順位を判断する力を培ってきたことが私の強みです。貴院では〇〇領域の患者さまを幅広く受け入れ、多職種によるチーム医療にも力を入れていることから、これまでの経験を活かしながら、さらに専門性を高められると考えています。これまで培った経験をチームの一員として還元し、患者さまにより良い看護を提供することで、長く貴院に貢献したいと考え志望いたしました。
転職回数が多い場合も、回数そのものを必要以上に弁明するのではなく、それぞれの職場で身につけた経験やスキルを整理して伝えることが大切です。そのうえで、これまでの経験と今回の志望理由に一貫性を持たせ、「応募先で何を活かせるのか」を具体的に示しましょう。
パート採用の志望動機
これまで〇年間、内科病棟を中心に勤務し、慢性疾患のある患者さまへの看護や退院支援を経験してきました。現在は家庭との両立からフルタイム勤務が難しいため、パート勤務を希望しております。平日の8時から17時まで勤務可能です。貴院が地域の患者さまへの継続的な支援を大切にされている点に魅力を感じており、これまで培った観察力や患者さま・ご家族とのコミュニケーション経験を活かしたいと考えています。限られた勤務時間ではありますが、スタッフの皆さまと連携しながら、患者さまが安心して診療を受けられるよう貢献したいと考え、志望いたしました。
パート採用でも、勤務条件の説明だけで志望動機を終わらせないことがポイントです。「なぜその職場で働きたいのか」「これまでの経験をどのように活かせるのか」まで記載しましょう。勤務可能な曜日や時間など、採用にあたって伝える必要がある条件は、本人希望欄などに分けて記載する方法もあります。
下記のツールでも志望動機の例文を紹介しています。作成した履歴書はPDFファイルとしてダウンロードしたり、印刷に最適化されているため、そのまま印刷したりもできます。ぜひ、活用してみてください。
看護師が履歴書を提出する際のマナー
履歴書は書類選考の第一歩であり、提出時のマナー次第で看護師としての信頼性や印象が決まります。応募先に好印象を与える提出方法を押さえておきましょう。
| 提出方法 | 主なマナー |
| 郵送 | 封筒の宛名を正確に記載し、応募書類を折らずに送付する |
| 持参 | 履歴書のサイズにあった封筒に入れ、事前もしくは面接時に持参する |
| メール | PDF形式で保存し、わかりやすいファイル名・件名で送付する |
履歴書を郵送するマナー
履歴書を郵送する場合は、履歴書だけでなく、送付状や封筒にも注意しましょう。
応募書類は、履歴書や職務経歴書のほか、送付状を添えてクリアファイルに入れて郵送するのが一般的です。送付状には、送付日や応募先、氏名、同封した書類などを記載します。
封筒は、履歴書を折らずに入れられるサイズを選び、応募先の病院名や施設名、部署名、担当者名に加えて、「履歴書在中」と記載するのがマナーです。
応募先から郵送方法や提出期限、送付状の有無について指定がある場合は、その内容を優先してください。送付状や封筒の詳しい書き方は、下記の記事も参考になります。
関連記事:看護師の履歴書における封筒と送付状のマナーを解説【見本あり】
履歴書を持参する場合のマナー
履歴書を直接持参する場面では、履歴書や職務経歴書を封筒に入れた状態で持参し、宛名や応募先の病院名も正しく記載しておきましょう。タイミングとしては、面接の前に持参するケースと、面接時に面接官へ渡すケースの2種類があります。
身だしなみや提出時の対応もマナーとして見られます。受付のスタッフに渡す際は「本日、応募書類を持参いたしました◯◯と申します」と、丁寧に伝えると印象が良くなります。
マナーを守って書類を手渡す姿勢は、面接前から看護師としての誠実さや就業意欲を伝える大切なポイントになります。
履歴書をメール(PDF)で提出する場合のマナー
履歴書をメールで提出する場合は、PDF形式で保存し、ファイル名には「履歴書_氏名」のように応募者名を入れましょう。件名は「看護師応募書類の送付について」のように、要件がすぐに分かるようにします。
本文では、応募先の担当者名がわかる場合は宛名を明記し「貴院の求人に応募いたします◯◯と申します」と丁寧に伝えましょう。
添付する書類は、応募先から指定された形式やファイル数に従って送付します。履歴書と職務経歴書の両方が必要な場合は、それぞれPDF形式で添付するか、指定があれば1つのファイルにまとめるなど、ビジネスマナーを意識し、書類に不備がないか確認してから送信することが大切です。
看護師が履歴書を作成した後のチェックリスト
履歴書の作成が終わったら、内容や記載ミスがないかをチェックしましょう。
誤字脱字はないか
履歴書を提出する前に、必ず誤字や脱字がないか確認してください。看護師としてのマナーや信頼性は、こうした基本的な部分から見られています。
氏名や応募先の病院名、資格名などは記載ミスがあると印象が悪くなる恐れがあります。
また、変換ミスや漢字の誤用も見落とされがちなポイントであるため、作成後すぐに送るのではなく、少し時間をおいてから見直したり、第三者に確認してもらったりしましょう。
空欄はないか
履歴書に空欄があると「記入漏れ」や「やる気がない」と受け取られてしまいます。とくに、志望動機や自己PR、本人希望欄などは、採用担当者が重視する項目です。
転職理由や看護師としてのスキル、経験が伝わるよう、できるだけ丁寧に記載しましょう。どうしても該当がない場合は「特になし」や「希望なし」と記入するのがマナーです。
日付は正しいか
履歴書に記載する日付は、提出日または郵送日と一致させましょう。日付が古いままだと「使い回している」「確認が不十分である」と採用担当者に受け取られる可能性があります。
転職活動で複数の応募先に書類を送る場合は、毎回最新の日付を記入しているかを必ず確認しましょう。
また、元号と西暦を混在させないよう注意が必要です。履歴書は正確に記載することが大切です。細かな部分まで見直すことで、採用担当者へ好印象を与えることにつながります。
写真がはがれていないか
履歴書に貼る証明写真は、提出時にはがれないようにしなければなりません。
写真がずれていたり浮いていたりすると、雑な印象を与え、採用担当者にマイナスイメージを持たれる恐れがあります。
関連記事:看護師の履歴書写真の注意点!印象を良くする4つのコツを紹介
情報が正確か
履歴書に記載する情報は、正確さが求められます。
氏名・住所・電話番号・資格名・職歴などに間違いがあると、採用担当者の信頼を損ねる可能性があります。また、職務経歴書と内容に食い違いがないかもチェックが必要です。
提出用に作成した履歴書か
手書きの履歴書を郵送・持参する場合は、提出用に作成したものを使用しましょう。提出前にコピーやデータを手元に残しておくと、面接前に記載内容を確認できます。
また、職務経歴書も含めて、印刷する場合は印字の濃さや紙質にも気を配りましょう。
(郵送の場合)封筒の宛名、切手は正しいか
封筒の宛名や切手に不備がないか確認してから郵送しましょう。応募先の病院名や部署名、担当者名に誤りがあると、届かない・印象が悪くなるなどのリスクがあります。
封筒は白無地の角形2号が一般的で「履歴書在中」と赤字で記載するのがマナーです。切手の金額が不足していると返送される場合もあるため、重さを計って正しい料金の切手を貼りましょう。
看護師の履歴書の書き方に関するよくある質問
ここでは、看護師の履歴書の書き方について、よくある質問に対してQ&A形式で回答します。
Q1.看護師の履歴書と職務経歴書の違いはありますか?
履歴書と職務経歴書は、伝える目的や記載する項目が異なります。
| 書類 | 主な目的 |
| 履歴書 | 基本的なプロフィールや経歴、応募先への志望意欲を伝える |
| 職務経歴書 | これまでの実務経験や担当業務、スキルを詳しく伝える |
履歴書は、氏名や住所、学歴・職歴、保有資格など、応募者の基本的なプロフィールを伝える書類です。一方、職務経歴書は、これまで勤務した病院や施設、担当業務、経験した診療科や身につけたスキルなどを詳しく伝える書類です。
看護師の場合、履歴書の職歴欄には勤務先や入職・退職の経歴を記載し、具体的な担当業務や経験した診療科、看護師としての強みなどは職務経歴書で補足すると、採用担当者に経験を伝えやすくなります。
関連記事:【例文付】看護師の職務経歴書の書き方やマナーを解説
Q2. 履歴書の職歴を書ききれない場合はどうすべきですか?
職歴欄にすべての経歴を書ききれない場合は、無理に文字を小さくしたり、行間を詰めたりせず、職務経歴書で詳しく補足しましょう。
看護師は、病棟異動や転職によって勤務先・診療科が多くなる場合もあります。そのため、履歴書の職歴欄に情報を詰め込みすぎるよりも、履歴書では経歴を簡潔に示し、詳しい経験は職務経歴書で伝える方法がおすすめです。
Q3. 履歴書の職歴で混合病棟に所属していた場合はどのように書くべきですか?
混合病棟に所属していた場合は、必要に応じて所属していた病棟や担当していた診療科を補足します。
たとえば、履歴書の職歴欄に余裕がある場合は、以下のように記載できます。
| 医療法人〇〇会 〇〇病院 入職 混合病棟(内科・眼科)に配属 |
履歴書の職歴欄は、勤務先や入職・退職の経歴を簡潔に伝えることが基本です。混合病棟での具体的な業務内容や担当した患者層、身につけた看護スキルなどは職務経歴書に詳しく記載しましょう。
看護師の履歴書のマナーを守り転職を成功させよう
履歴書は、看護師の転職活動で採用担当者に自身の経歴や資格、志望意欲を伝える大切な書類です。
書き方や提出時のマナーを守ることはもちろん、職歴や資格、志望動機をわかりやすく記載することで、これまでの経験や応募先で活かせる強みを伝えやすくなります。
ただし、「職歴が多くて書き方がわからない」「志望動機をうまくまとめられない」「履歴書の作成に時間がかかる」と悩む方もいるでしょう。
そのような場合は、履歴書作成ツールを活用する方法もあります。スマートフォンやパソコンから必要な項目を入力するだけで履歴書を作成できるため、書き方に迷っている方や、効率よく転職活動を進めたい方にもおすすめです。看護師の履歴書を簡単に作成したい方は、以下のツールもぜひ活用してください。
<参考サイト・文献>
ナスキャリナビ編集部 「ナスキャリナビ」は、訪問看護ステーションへの転職に特化した求人サイト「ナスキャリ」が運営するメディアです。訪問看護業界へのキャリアを考えるうえで役立つ情報をお届けしています。
