訪問看護で「来てほしくない」と言われたら?看護師向けに理由と対処法を解説

公開日:2026/10/15 更新日:2026/10/15
訪問看護で「来てほしくない」と言われたら?看護師向けに理由と対処法を解説

訪問看護の現場で利用者さまから「来てほしくない」と言われてしまい、対応に悩む訪問看護師の方もいるのではないでしょうか。

訪問看護は利用者さまの生活の場へ訪問するため、利用者さまに受け入れられないと訪問自体を拒否されることがあります。

拒否の背景には、利用者さまの体調や精神状態、不十分な信頼関係などさまざまな理由が考えられます。利用者さまとの信頼関係が損なわれたり、支援の継続が困難になったりするケースもあるため、拒否の理由に応じた適切な対応が必要です。

この記事では、訪問拒否につながる理由や対処法、利用者さまとの関係づくりのポイントについて解説します。なお、実際の対応は利用者さまの状況を踏まえ、所属する訪問看護ステーションの手順やルールに沿っておこなってください。

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訪問看護で「来てほしくない」と言われる5つの理由

訪問看護では、利用者さまから「来てほしくない」と訪問を拒否されてしまうケースもあります。利用者さまに訪問を拒否されると、自分に落ち度があると思いがちです。しかし、特定の看護師への不満だけでなく、利用者さまの体調や精神状態、訪問看護への理解度など、複数の要因が重なっている場合もあります。

利用者さまが訪問を拒否する理由として考えられるのは、以下の5つです。

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1.訪問看護の必要性に納得していない

利用者さまが訪問看護の目的や必要性を十分に理解・納得していないと、訪問拒否につながることがあります。例として、次のようなケースがあります。

  • ご家族が中心で訪問看護の導入が進められたり、退院支援の流れで利用開始となったりしたが、利用者さま自身は生活上の困りごとを感じていない
  • 訪問看護で何をするのか分からない
  • 病識に乏しく「今は元気だから来てもらわなくていい」と感じている
  • 費用を負担してまで訪問看護を利用する必要性を感じていない

この場合は、訪問看護師への不満ではなく、訪問看護そのものを不要と感じていることから、訪問を拒否している可能性があります。

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2.体調や精神状態、疾患の影響により訪問を受け入れられない

利用者さまの体調や精神状態、疾患の影響によっては、看護師への不満がなくても訪問を受け入れられないことがあります。体調不良の日や精神的な負担が大きいときは、人と会って会話すること自体が苦痛で、「今日は来ないでほしい」と思う利用者さまもいるでしょう。

たとえば、次のようなケースが考えられます。

  • 疼痛や発熱、倦怠感などの体調不良がある
  • 不安や緊張、気分の落ち込み、睡眠不足がある
  • 認知症により訪問予定や訪問看護師の顔を忘れ、「知らない人が来た」と不安に感じる
  • 精神疾患による抑うつ状態や不安、妄想、病識の乏しさなどの影響で訪問を受け入れられない

このように、看護師個人への拒否ではなく、利用者さまの体調や精神状態、疾患による症状が訪問拒否の背景となっている可能性があります。

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3.信頼関係が十分に築けていない

訪問看護は、利用者さまの生活の場へ継続して訪問する仕事のため、信頼関係の構築が欠かせません。

しかし、退院時や契約時の説明だけですぐに信頼してもらえるとは限らず、日々の訪問で少しずつ関係を築き上げていく必要があります。

信頼関係が不十分な段階で療養状況を細かく質問したり、指導ばかりおこなったりすると、訪問を負担に感じる利用者さまもいるでしょう。

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4.ケアの質、マナー、身だしなみに不安がある

ケアの質やマナー、身だしなみなど接遇への不安から、特定の看護師を拒否されることがあります。看護師に悪気はなくても、利用者さまにとっては「安心して任せられない」と不信感につながることもあるのです。たとえば、次のようなケースがあります。

  • ケアの方法がほかの看護師と異なり、不安を与えている
  • 十分に説明せずケアするため驚かせたり、不快感を与えたりしている
  • 香水やたばこの臭いがする
  • 身だしなみに清潔感がない
  • 勝手に物を触る、冷蔵庫や戸棚を開ける
  • 予定時間に訪問できないことが続く
  • 同席するご家族とばかり話をする

利用者さまの自宅は生活の場であり、利用者さまそれぞれの価値観や生活上のルールが存在します。そのため、看護師が問題ないと思っても、利用者さまにとっては非常識な行動や配慮に欠ける対応と受け止められ、訪問拒否につながる場合があります。

関連記事:訪問看護のマナーのポイント21選!マナーが必要な理由も解説

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5.相性や性別の希望がある

訪問看護師の技術や態度に問題がなくても、利用者さまとの相性や性別の希望などにより、訪問を拒否されるケースもあります。たとえば、次のようなケースが考えられます。

  • 身体ケアは同性の看護師から受けたい
  • 年齢が近い看護師とは話しにくい
  • 聞き取りにくい声質や声量、話すスピードが速いなどで会話が負担になる
  • お気に入りの看護師に来てほしい
  • 話が合わないと感じる

人間関係と同じように、訪問看護師と利用者さまにも相性があります。相性の違いが訪問拒否につながることもあるでしょう。

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訪問先で「来てほしくない」と言われた際にその場で取るべき行動

訪問した際に、利用者さまから「来てほしくない」と言われてしまった場合、その場でしつこく説得したり、無理にケアしたりしようとすると逆効果になりかねません。一方で、利用者さまの様子や安全性を確認しないまま退室してしまうと、必要な支援をおこなえない可能性があります。

この章では、訪問看護の介入を拒否された場合に、看護師がその場で取るべき行動について解説します。

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その場で可能な限り利用者さまの様子や緊急性の有無を確認する

利用者さまから訪問拒否があった際は、無理に入室したり、説得を続けたりすることは避けます。利用者さまが受け入れられる範囲で、心身の状態を観察し、緊急性の有無を判断しましょう。

可能であれば、ご家族やヘルパー、グループホームの職員など、利用者さまの日ごろの様子を知る関係者からも、ふだんとの違いや体調の変化がないかを確認します。

確認したい項目と声かけの一例を以下の表にまとめました。

項目確認内容会話例
利用者さまの様子表情、声色、会話の仕方、ふだんとの違いなど「何か気になることがありましたか?」
利用者さまの体調疼痛の有無、呼吸状態、意識状態、発熱の有無、精神状態など「今日は体調がつらいですか?」
「どこか具合の悪いところはありませんか?」
利用者さまの拒否の範囲今回の訪問のみ、特定のケア、特定の看護師、訪問看護そのものなのかなど「少しだけお顔を見せていただけませんか?」
「別の日や別の方法ならお話できそうですか?」
利用者さまの安全性自傷・他害のおそれ、生活上の危険、緊急性の有無、ご家族の在宅状況など「何か困っていることや心配なことはありませんか?」
「(ご家族や支援者がいる場合)今日はどなたか訪問されますか?」
代替方法短時間の介入、玄関先、電話での対応の可否など「玄関先で少しだけお話しできますか?」
「今日は難しければ、あとで電話でお話しすることもできますが、いかがですか?」

利用者さまが話したくない様子であれば返答を無理に求めず、観察できた内容を訪問看護ステーションへ共有します。

なお、急激な体調悪化や自傷・他害のおそれ、強い希死念慮などが疑われる場合は、所属先の手順に従い、速やかに管理者や主治医などへ報告し対応します。意識障害や自傷・他害のおそれが強いなど緊急を要する際は、所属先の手順に従い救急搬送も含めた対応を検討しましょう。

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速やかに管理者や先輩看護師へ報告・相談する

利用者さまから訪問を拒否されても、訪問中止や契約終了の判断は慎重におこないます。速やかに電話や連絡チャットなどで管理者や先輩看護師へ報告・相談し、必要な支援や関係職種との連携につなげましょう。

報告する内容は次のとおりです。

  • 利用者さまの発言や拒否の内容
  • 拒否の理由や背景として考えられること
  • 表情や体調
  • 家屋や居室など確認できた情報
  • アセスメント内容と緊急性の有無
  • 実施できたケア、実施できなかったケア
  • ご家族の在宅状況
  • 看護師の説明、対応した内容

さらに状況に応じて、以下の点について相談します。

  • そのまま退室して良いか
  • 電話での体調確認へ切り替えるか
  • ご家族や主治医、関係機関へ連絡するか
  • 別の看護師が対応するか
  • 次回の訪問をどう設定するか

管理者や先輩看護師への報告・相談は、情報を共有し、利用者さまにとって安全で適切な支援方法をチームで検討するためです。

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訪問看護で「来てほしくない」と言われた後の対応

訪問拒否があった際は、拒否の背景を整理し、関係職種との連携や次回の訪問方法を検討します。この章では、訪問拒否の後に看護師がとるべき対応を解説します。

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利用者さまの気持ちを受け止めながら理由を確認する

利用者さまから「来てほしくない」と言われた場合は、まず利用者さまの気持ちを受け止め、無理に説得しない姿勢が重要です。訪問拒否の背景には、前述のように、体調不良や精神状態、看護師への不満などさまざまな理由が考えられます。

また、特定の看護師への拒否であれば、該当看護師ではなく管理者や別の看護師が話を聞いたほうが、本音を話してもらいやすいこともあります。利用者さま本人から理由を聞くのが難しければ、ケアマネジャーや生活相談員などの関係職種やご家族からも情報を集め、多角的に背景を整理しましょう。

理由を決めつけず、利用者さまの思いに寄り添う姿勢が、その後の信頼関係の再構築につながります。

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主治医やケアマネジャーへ相談する

訪問拒否の背景に体調変化や治療中断が疑われる場合は、状況に応じて主治医やケアマネジャー、ご家族などと情報を共有し、対応を検討します。利用者さまの状態によっては、医療面だけでなく生活面からの支援も必要なため、多職種で状況を把握し、支援の方向性をそろえます。

関係職種やご家族への相談を要する場面の例としては、以下のとおりです。

  • 意識状態や身体状態に変化がある
  • 服薬の中断が疑われたり、受診を中断したりしている
  • 医療処置が継続できていない
  • ご家族との関係が訪問拒否に影響している可能性がある
  • 訪問看護そのものの継続を望んでいない

利用者さまの意思を尊重しながら関係職種と情報を共有すると、訪問看護の継続や支援方法について、多角的な視点から検討しやすくなります。

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拒否された内容や利用者さまの様子、その後の対応を記録する

利用者さまから訪問を拒否された場合は、その場の状況や対応内容を正確に記録します。訪問看護記録などが利用者さま本人に開示される可能性もあるため、利用者さまの言動はできる限りそのまま記載し、観察した事実を客観的に記載しましょう。

記録の内容は次のとおりです。

  • 利用者さまの実際の発言
  • 確認できた範囲での身体・精神状態
  • 看護師がどのようにアセスメントしたか
  • 実施できたケア、できなかったケア
  • 看護師がおこなった対応
  • 管理者や主治医、ケアマネジャーなどへの報告、相談内容と指示内容
  • 今後の対応方針

客観的な事実を共有し状況を正しく把握すると、一貫した支援を継続しやすくなります。

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訪問体制の見直しを検討する

利用者さまの訪問拒否の背景を整理したうえで、必要に応じて訪問体制の見直しを検討します。利用者さまが安心して訪問看護を受けられる環境を整えることで、支援を継続できる場合もあります。

訪問体制見直しの一例は、次のとおりです。

  • 訪問する看護師の固定や希望する性別の看護師への変更、担当看護師の変更
  • 訪問前の電話連絡
  • ご家族への同席依頼
  • 訪問する曜日・時間の変更、訪問時間の短縮
  • 受け入れの良い看護師との同行訪問

訪問体制の見直しは、利用者さまが訪問看護を受け入れやすい条件を整えるための方法であり、担当看護師の技術や対応を否定するものではありません。

ただし、事情により担当変更や性別の調整が難しい訪問看護ステーションもあります。その際は、主治医やケアマネジャーと相談し、ほかの訪問看護ステーションへの引き継ぎを含め、地域全体における支援体制の検討も選択肢の1つです。

関連記事:訪問看護はきつい?大変といわれる11個の理由とその対処法を解説

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訪問看護を受け入れてもらいやすくなる関わり方のポイント

訪問看護に拒否的な場合は、利用者さまのペースに寄り添い、少しずつ関係性を深めるように意識します。ここでは訪問看護を受け入れてもらいやすくなる関わり方のポイントを解説します。

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訪問目的を利用者さまの目線から説明する

訪問看護の目的を医療者側の視点だけで説明すると、利用者さまに必要性が伝わらず、「何のために来るのか分からない」と感じられる場合があります。そのため、利用者さまの生活や困りごとに結び付けて、訪問看護の目的を伝えると良いでしょう。

声かけの一例です。

  • 「具合が悪くなる前に対応できるように、ふだんの体調を確認します」
  • 「薬を忘れずに飲める方法を一緒に考えます」
  • 「眠れない日や不安なときの対処法を一緒に考えます」

利用者さま自身の生活に、どのようなメリットがあるのかを具体的に伝えることで、訪問看護の目的をイメージしやすくなります。必ず受け入れてもらえるとは限りませんが、利用者さまが納得して支援を受けられると、そのあとの信頼関係の構築にもつながります。

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小さな了承を積み重ねる

利用者さまが訪問看護に前向きでない場合は、一度に多くのケアをしようとせず、利用者さまが受け入れられる範囲から少しずつ関わります。利用者さまが「これなら大丈夫」と思える経験を積み重ねることで、訪問への抵抗感が和らぐ場合があります。

具体的な方法の一例は、以下のとおりです。

  • 電話で話す
  • 玄関先で短時間だけ話す
  • バイタルサイン測定や体調確認だけにする
  • 身体に触れたり物を動かす前に声かけし了承を得る
  • 次回訪問の時間を相談する
  • 途中で負担を感じた場合は、ケア内容を調整できると伝える

なお、短時間の訪問看護については、介護保険では所要時間に応じて「20分未満」「30分未満」などの区分があります。精神科訪問看護でも、医師が必要性を認め精神科訪問看護指示書に記載している場合は、30分未満の訪問が算定可能です。

短時間の関わりでは、予定していたケアを実施できないこともあります。しかし、利用者さまが安心して訪問を受け入れられる関係づくりも、訪問看護における重要な支援の1つです。無理に介入を進めるのではなく、利用者さまのペースを尊重しながら信頼関係を築いていきましょう。

関連記事:精神科訪問看護の算定要件とは?届出要件を満たす研修や加算についても解説

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チームで情報共有し統一した関わりをもつ

利用者さまへの関わり方が看護師や関係職種ごとに異なると、「人によって対応が違う」と利用者さまを困惑させてしまいかねません。訪問拒否があった際は、関係職種を含めたチームで情報を共有し対応します。

共有したい内容は、次のとおりです。

  • 拒否につながった可能性がある看護師の言動や態度
  • 利用者さまが嫌がる話題やケア
  • 受け入れられた話題や声かけ
  • 生活リズム上介入しやすい時間帯や曜日、訪問時間
  • ケアの順番、方法
  • 拒否があった場合の対応方法

利用者さまが「誰が来ても自分のことを理解してくれている」と安心できると、訪問を受け入れやすくなります。緊急訪問などで担当看護師以外が対応し、関係職種へ連絡する可能性もあるでしょう。そのため、日ごろから情報共有をおこない、チーム全体で統一した関わりを実践することが重要です。

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訪問看護で「来てほしくない」と言われてつらいときの対処法

利用者さまから自分自身に対して訪問拒否があると、看護師としての自分を否定されたような気持ちになることがあります。次回の訪問に不安を感じ、自分は訪問看護に向いていないのではないかと悩む方もいます。

しかし、自分の言動だけが訪問拒否の原因とは限りません。つらい気持ちは1人で抱えず、管理者や先輩看護師へ相談しましょう。訪問拒否の背景にもよりますが、対応の一例としては次のとおりです。

  • 同行訪問してケアの方法やコミュニケーションの取り方を確認する
  • 自身の言動を振り返り、接遇やマナー、看護技術を再学習する
  • 必要に応じて、管理者と相談のうえ、一時的な担当調整や同行訪問を検討する

訪問看護はチームで利用者さまを支える仕事です。1人で責任を抱え込まず、チームで対応を振り返りながら、利用者さまにとってより良い支援につなげていくことが求められます。

関連記事:訪問看護師に向いてる人とは?向いている人の特徴7選とその理由、向いていない人の特徴も解説!

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訪問看護で「来てほしくない」と言われたときのよくある質問

ここでは、利用者さまから「来てほしくない」と言われた際に、訪問看護師が抱きやすい疑問に回答します。訪問看護の現場で、判断に迷いやすい場面を取り上げています。

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Q1:利用者さまから「来てほしくない」と言われたら契約終了になりますか?

利用者さまから「来てほしくない」と言われたからといって、直ちに契約終了と判断するのではなく、まずは発言の意味や利用者さまの意向を確認します。そのうえで管理者へ報告・相談し、利用者さまの意向を踏まえながら今後の支援方針を検討します。

訪問看護の利用中止を希望している場合も、利用者さまの意思を尊重しながら、主治医やケアマネジャーなどの関係者と連携して対応しましょう。 

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Q2:ご家族が希望していても利用者さまから拒否される場合は訪問したほうが良いですか?

ご家族が訪問看護の継続を希望していても、利用者さまの意思を無視して訪問やケアを進めるのは不適切です。

まずは利用者さまが拒否している理由や状況を確認し、管理者や主治医、ケアマネジャーなどと情報を共有しましょう。利用者さまとご家族の意向が異なる場合は、双方の思いを踏まえながら、利用者さまが納得できる支援方法を検討します。

ただし、認知症や意識障害などにより本人が意思を十分に表明することが難しい場合は、本人のこれまでの意向や価値観を可能な限り確認し、ご家族や関係職種とともに意思決定を支援します。

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Q3:訪問を拒否された利用者さまに再度訪問するときはどんな気持ちで訪問すれば良いですか?

一度拒否されると「また断られるかもしれない」と不安になるのは自然なことです。しかし、拒否の背景は利用者さまの体調や精神状態、その日の状況などさまざまであり、必ずしも看護師自身への否定とは限りません。

前回訪問時の経過をチームで共有し、関わり方を見直したうえで、利用者さまの気持ちに寄り添う姿勢で訪問することが、信頼関係の再構築につながります。

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訪問看護で「来てほしくない」と言われたら理由を理解して適切に対応しよう

利用者さまから「来てほしくない」と言われると、戸惑いや落ち込みを感じるかもしれません。しかし、訪問拒否の背景には、体調や精神状態、訪問看護への理解、信頼関係、相性など、さまざまな要因があります。看護師1人で抱え込まず、利用者さまの意思を尊重しながら、管理者や関係職種と連携して対応しましょう。

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<参考サイト・文献>

看護職の倫理綱領|日本看護協会

指定訪問看護の事業の人員及び運営に関する基準について|厚生労働省

公益財団法人日本訪問看護財団 令和7年版訪問看護お悩み相談室 中央法規出版株式会社

一般社団法人全国訪問看護事業協会 令和7年版訪問看護実務相談Q&A 中央法規出版株式会社

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記事投稿者プロフィール画像 ナスキャリナビ編集部

「ナスキャリナビ」は、訪問看護ステーションへの転職に特化した求人サイト「ナスキャリ」が運営するメディアです。訪問看護業界へのキャリアを考えるうえで役立つ情報をお届けしています。

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