助産師の平均年収はいくら?給料・手取り・初任給を年代別に解説

公開日:2024/06/05 更新日:2026/10/16
助産師の平均年収はいくら?給料・手取り・初任給を年代別に解説

「助産師の年収はどのくらい?」「助産師として働くと、手取りはいくらになる?」

このように、助産師の年収について気になっている方もいるのではないでしょうか。

厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」によると、助産師の平均年収は約567万円です。ただし、実際の年収は年代や勤務先の規模、夜勤回数、手当の有無などによって変わります。

この記事では、助産師の平均年収をはじめ、月収・賞与・手取りの目安、年代別・勤務先の規模別の年収、年収1,000万円を目指せる可能性などを解説します。助産師として働く場合の収入の目安を知り、転職や今後のキャリアを考える際の参考にしてください。

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助産師の平均年収は566万7,000円

厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」によると、助産師の平均年収は566万7,000円です。ここでは、助産師の平均月収や賞与、手取りの目安を紹介します。

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助産師の平均月収と賞与

助産師の平均年収の内訳を見ると、平均月収と賞与は以下のとおりです。

項目金額
平均月収38万9,900円
平均賞与98万8,200円
平均年収566万7,000円
参考:令和7年賃金構造基本統計調査|厚生労働省

月収には基本給だけでなく、夜勤手当や時間外勤務手当などが含まれます。そのため、夜勤回数や勤務先の給与制度によって実際の月収は変わります。転職時は月給だけでなく、基本給や手当、賞与を含めた年収で比較しましょう。

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助産師の年収・給料の手取りの目安

助産師の平均年収が約567万円の場合、手取り年収はおおよそ425万円~482万6,950円が目安です。一般的に、手取り額は年収の75%~85%とされています。

ただし、税金や社会保険料などの控除額によって手取りは変わります。「月給〇万円」という額面だけで判断せず、夜勤手当などの手当や賞与を含めて、実際に受け取れる金額を確認しましょう。

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新卒助産師の初任給と1年目の年収

先述の資料によると、20~24歳の助産師の平均月収は33万1,100円、賞与は40万9,900円です。

20~24歳には新卒以外の助産師も含まれるため、初任給や1年目の年収を示すデータではありませんが、新卒助産師の給与水準を考える際の参考になります。

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助産師と看護師の年収の違い

助産師と看護師の年収の違いを表にまとめました。

 平均年収平均月収平均賞与
助産師566万7,000円38万9,900円98万8,200円
看護師524万7,200円36万5,900円85万6,400円
参考:令和7年賃金構造基本統計調査|厚生労働省

年収や月収、賞与のいずれも、助産師のほうが看護師よりも高く、年収だと約42万円の差があります。

というのも、先ほど紹介したように助産師として働くためには看護師の免許に加えて助産師の免許が必要であり、業務内容が異なるためです。

たとえば、看護師は病気やケガをした患者さまの診療やケアをおこないます。一方で、助産師は新生児を取り上げたり、妊産婦をはじめとした女性のライフステージに応じた健康指導やケアを担います。

看護師の資格に加えて助産師には高い専門性が求められます。また、分娩介助手当や資格手当などがあるため、この年収の差に関係していると言えるでしょう。助産師と看護師の違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。

関連記事:助産師と看護師の違い10個!どっちが大変と言われるのか理由を紹介

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【条件別】助産師の年収を比較

ここでは、助産師の年収の違いを年代別、勤務先の規模別で紹介します。

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年代別の平均年収

年代別の平均年収を以下の表にまとめました。

 助産師
20~24歳438万3,100円
25~29歳537万100円
30~34歳525万7,100円
35~39歳575万8,500円
40~44歳620万3,000円
45~49歳563万4,700円
50~54歳667万9,300円
55~59歳725万2,600円
60~64歳538万9,400円
65~69歳429万9,300円
参考:令和7年賃金構造基本統計調査結果の概況|厚生労働省

個人の年収は、経験年数や役職、夜勤回数、手当、賞与などによって異なるため、あくまで目安として参考にしましょう。

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職場の規模別の年収

勤務先の規模別に、助産師の平均年収をまとめました。職員数によって給与や賞与の水準にどのような違いがあるのか確認してみましょう。

職員数平均年収
10~99人565万2,500円
100~999人577万5,100円
1,000人以上564万100円
参考:令和7年賃金構造基本統計調査結果の概況|厚生労働省

勤務先の規模だけで年収が決まるわけではありません。基本給や夜勤手当、賞与の支給条件なども異なるため、就職・転職先を選ぶ際は給与の内訳まで確認することが大切です。

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助産師が年収を上げる方法

助産師が年収アップする方法は以下の4つです。

  • 夜勤の回数を増やす
  • 管理職になる
  • 助産所を開業する
  • 待遇の良いところに転職する

それぞれの方法を知っておくことで、助産師として年収アップが期待できるでしょう。

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夜勤の回数を増やす

夜勤の回数を増やすと、夜勤手当や深夜勤務手当などがもらえるため年収アップできます。

ですが、夜勤の回数を増やすと生活が不規則となり、体調を崩すかもしれません。さらには、家族との時間が取れなくなったり、友人と会えなくなったりする恐れがあります。

そのため、年収アップばかり追うのではなく、自身の体調と相談してワークライフバランスを保てるかどうかと合わせて考える必要があります。

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管理職になる

助産師として経験を積み、主任や師長などの管理職を目指す方法もあります。

管理職になると、役職手当が支給されたり、基本給が上がったりする場合があります。ただし、管理職になるには一定の経験や実績が求められるため、長期的なキャリアとして考えることが大切です。

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助産所を開業する

助産師は助産所を開業でき、経営が軌道に乗れば年収アップにつながる可能性があります。助産所では、妊婦健診や分娩介助、母乳育児支援、産後ケアなど幅広い業務をおこないます。

開業後は自身で業務に責任を持つ必要があります。また、分娩を扱う場合は、嘱託医や嘱託医療機関との連携も必要です。開業する際は、日本助産師会の助産所開業マニュアルや助産業務ガイドラインなどを参考に準備しましょう。

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待遇の良いところに転職する

現在の勤務先で昇給が見込めない場合は、給与条件の良い勤務先への転職も選択肢です。

基本給だけではなく、助産師手当や夜勤手当、賞与なども含めて年収を比較しましょう。転職によって年収が上がる可能性がある一方で、勤務時間や夜勤回数なども変わるため、条件を総合的に確認することが大切です。

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助産師の年収に関するよくある質問

助産師の年収に関するよくある質問を紹介します。

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Q1.助産師になるにはどうすれば良いですか?

助産師になるには、看護師免許を取得したうえで、助産師教育課程を修了し、助産師国家試験に合格する必要があります。

看護師から助産師を目指す場合は、助産師養成学校や大学専攻科、大学院などの進路があります。詳しい資格取得までの流れや必要な費用は、以下の記事で解説しています。

関連記事:看護師から助産師になるには?必要な資格や費用、働きながら目指すコツを解説

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Q2.助産師で年収1,000万円は達成できる?

助産師で年収1,000万円を達成できる可能性があります。

病院で部長職になったり、助産所を開設して経営がうまくいったりすると達成できるかもしれません。

ただし、助産師の平均年収のピークは先述の通り50~54歳で約668万円であるため、相当な努力とスキルが必要であることが想像できます。

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Q3.大卒の助産師の年収はどのくらいですか?

大卒の助産師だけの平均年収は、厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」からは確認できません。

助産師の平均年収は約567万円で、年齢や経験年数、勤務先、夜勤回数などによって収入は異なります。大卒の場合も、最終学歴だけで年収が決まるわけではないため、年齢や勤務先などを含めて考えることが大切です。

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Q4.助産師と看護師はどっちが大変?

助産師と看護師のどちらが大変とは一概に言えません。

助産師は出産の進行に合わせて対応する必要があり、勤務時間が読みにくい一方、看護師も患者さまの急変などに対応する必要があります。

仕事内容や勤務形態によって負担は異なるため、どちらが大変かは人によって異なります。

助産師の年収を踏まえて、自分に合う働き方を選ぼう助産師の平均年収は約567万円ですが、年齢や経験、勤務先、夜勤回数などによって収入は異なります。年収を上げたい場合は、夜勤を増やす、管理職を目指す、給与条件の良い職場へ転職するなどの方法があります。

助産師としてのキャリアだけでなく、看護師資格を活かして働き方を変える選択肢もあります。訪問看護に興味がある方は、訪問看護に特化した求人サイトであるナスキャリ(NsPace Career)で、自分に合う求人を探してみてはいかがでしょうか。

ナスキャリでは、訪問看護の求人検索・応募に加え、事業所への見学申し込みや在宅経験者への無料相談も利用できます。

<参考サイト・文献>

令和7年賃金構造基本統計調査結果の概況|厚生労働省

助産師を目指す方へ|公益社団法人 全国助産師教育協議会

産婦人科医療施設の動向|日本産婦人科医会

助産所開業をめざす方へ|公益社団法人日本助産師会

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記事投稿者プロフィール画像 ナスキャリナビ編集部

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