訪問看護の魅力とリアルな働き方とは~えいどう訪問看護ステーション 森川さんにインタビュー~

大阪府豊中市にある「えいどう訪問看護ステーション」で働く看護師の森川さんにインタビューしました。病院勤務から訪問看護へ転職したきっかけや、在宅ならではの「一人ひとりと向き合う看護」の魅力、そして実際の現場で感じる難しさについて率直に語っていただいています。人間関係の良さや、スタッフ全員でステーションをつくり上げていく雰囲気など、これから訪問看護に挑戦したい方にとってリアルなヒントが詰まった内容です。
【※本記事はNsPace Career が事業所向けに提供している「特集記事掲載サービス」によるものです。取材・撮影・編集はNsPace Career が担当しました。】
【豊中市・常勤】年間休日120日/賞与最大4ヶ月/未経験歓迎/1日3~5件・オンコール手当あり/住宅・家族手当あり
事業所名
雇用形態
給与
就業場所
病院から訪問看護へ転職した理由
-まずはこれまでのご経歴と、訪問看護を選ばれた理由を教えていただけますか。
「最初は総合病院で1年半くらい働いて、その後は内視鏡センターの外来に移りました」
森川さんは、穏やかな口調の中にもはっきりとした言葉で、これまでのキャリアを振り返ってくださいました。
「結婚を機に夜勤がしんどくなってきたのもあって、外来に移ったんですけど、それでも働き方的に合わないと感じるようになって」
-そこから訪問看護を検討されたのですね。
「そうですね。通勤も電車で少し大変だったので、もう少し近場で働けるところを探していて。その中で訪問看護も選択肢に入ってきました」
訪問看護への転職は、特別なきっかけというよりも、日々の働き方や生活とのバランスを見直す中で自然と浮かび上がってきた選択だったそうです。
「ちょっと特殊なんですけど、単発の仕事でえいどう訪問看護ステーションの募集を見つけて、一度入らせてもらったんです。スポットで入らせてもらったことがきっかけで、“ここがいいな”と思って、そのまま働くようになりました」
実際の現場を体験してから入職を決めたことで、不安は比較的少なかったとのことです。
「やっぱり一度見てからだと安心感がありますよね」
一人ひとりと向き合う在宅看護の魅力とリアル
-実際に働いてみて感じる、訪問看護の魅力はどのようなところですか。
「一番はやっぱり、ゆっくり関われるところですね」
迷いなく出てきたその言葉が、森川さんにとっての大きな変化を物語っています。
「病棟のときは時間がなくて、どうしても余裕がなくなってしまうことがあって…。自分の中で“こういう看護がしたい”と思っていても、なかなかできないことが多かったんです」
一方で訪問看護では、利用者さん一人ひとりと向き合う時間があります。
「もちろん忙しい日もあるんですけど、病棟に比べるとゆとりはあるので、その人に合わせた関わりができるのはすごくいいなと思います」
また、働き方の面でも変化を感じているそうです。
「訪問看護は、基本的にひとりで訪問します。看護師として判断する場面も多いんですが、誰かに気を遣いすぎることがなくて。その分、気を遣いすぎることがなくて。人間関係で疲れることが少ないのは、自分には合っているなと思います」
移動中の時間も、気持ちを切り替える大切な時間になっています。
「バイクや自転車で移動するんですけど、その時間がちょっとした息抜きになります。外の空気を感じながら移動できるのはいいですね」
ただ、訪問看護は“ゆっくりできる仕事”というだけではありません。
「実際には難しい場面も多いです」
そう言って、森川さんは現場での葛藤についても率直に語ってくださいました。
「例えば、お風呂に入りたくないと拒否される方もいらっしゃって。でも看護師としては清潔を保ってほしい。でも無理強いはできないので、どう関わるか悩みますね」
-ほかにはどのような場面で難しさを感じますか。
「例えば栄養の話でも、タンパク質を摂った方がいいと分かっていても、食費を考えると難しいこともあります。そうなると、食事の内容だけじゃなくて、買い物の仕方から一緒に考えたりもします」
医療だけでなく、生活そのものに関わる場面が多いのも、在宅看護ならではの特徴かもしれません。
「その人の生活や価値観を尊重しながら、どう関わっていくかを考えるのが訪問看護なのかなと思います」

チームで支え合う、あたたかい職場環境
-職場の雰囲気はいかがですか。
「人間関係はすごくいいです」
その言葉には迷いがありませんでした。
「所長も管理者さんも優しいですし、パートの方も含めて全員いい方ばかりで。相談もしやすい環境だと思います」
小規模なステーションだからこそ、一人ひとりの距離が近いと感じるそうです。
「みんなで相談しながら進めていく感じですね」
また、少人数ならではの特徴もあります。
「役割としては一人ひとりの比重が大きくなるので大変な場面もありますが、その分、みんなで支え合っている感覚はあります」
それは“負担”というよりも、“チームで成り立っている実感”に近いものかもしれません。
「誰かが大変なときは他の人がカバーする、という雰囲気はあると思います」
また、ステーションとしても発展途中の段階にあるといいます。
「まだ立ち上がって数年なので、“これからどうしていくか”をみんなで考えている感じですね」
未経験からでも成長できる教育体制と働き方
-訪問看護未経験でも大丈夫でしょうか。
「私自身が未経験で入っているので、その点は大丈夫だと思います」
そう話しながら、森川さんは教育体制について丁寧に教えてくださいました。
「最初は同行訪問からスタートして、慣れてきたら少しずつ1人で行くようになります。ケースによっては、2~3回の同行訪問で単独訪問になることもありますね」
一方で、不安がある場合には無理に独り立ちを進めることはありません。
「私はALSの方とか、呼吸器を使っている方を病棟で看たことがなかったので、不安がなくなるまで、半年くらい同行してもらいました」
また、オンコールについても段階的に経験を積める体制が整っています。
「最初は同行のような形で先輩や管理者と一緒に対応してもらって、慣れてきたら自分がメインで持つようになります。オンコール当番は2人体制でおこなうので、困ったときは電話で相談できたり、必要であれば来てもらえたりするので安心感はあります」
-1日の働き方についても教えていただけますか。
「1日の訪問件数は3〜5件くらいで、ゆとりを持って回れる日もあります。記録業務の時間も確保しやすいと思います」
また、えいどう訪問看護ステーションでは、所長が理学療法士ということもあり、リハビリテーションを受けている利用者さんも多くいます。
そのため、看護師がモニタリング訪問として関わる場面もあり、リハビリ職と連携しながら利用者さんの状態を見ていく機会も多いそうです。
えいどう訪問看護ステーションで働くということ
-どのような方と一緒に働きたいと考えていますか。
「やっぱり人間関係を大事にできる方がいいですね」
小規模な組織だからこそ、1人の存在がチームに与える影響は大きいといいます。
「どれだけ経験があっても、自分本位で動いてしまう方だとチームとしてやりにくくなってしまうので」
そのため、採用では人柄を重視しているとのことです。
「相談しやすい雰囲気を大事にしているので、周りと協力できる方が合っていると思います」
また、訪問看護の特性上、オンコール対応が発生するため、可能であればオンコールに協力いただける方だと、より心強いといいます。
-最後に、これから訪問看護にチャレンジしたい方へメッセージをお願いします。
「病院とは違って大変な部分もありますが、その分、一人ひとりとしっかり関われるのが訪問看護の良さだと思います」
少し間を置いて、丁寧に続けてくださいました。
「自分の看護を大事にしたい方には、合っている働き方だと思います」

インタビュアーより
落ち着いた口調で一つひとつ丁寧に言葉を選びながら話してくださる森川さん。その中には、現場で感じているリアルな悩みや葛藤も率直に語られていました。一方で、「ゆっくり関われる」「自分の看護ができる」といった言葉からは、在宅看護へのやりがいもしっかりと伝わってきます。まだ発展途中のステーションだからこそ、スタッフ全員で模索しながらつくり上げている雰囲気も印象的でした。人と向き合う看護を大切にしたい方にとって、共感できるポイントが多い環境ではないでしょうか。
事業所概要
- 事業所名:えいどう訪問看護ステーション
- 住所:大阪府豊中市東豊中町5-4-5 タルイレジデンス505号
- 事業所紹介ページ:https://ns-pace-career.com/facilities/14364
【豊中市・常勤】年間休日120日/賞与最大4ヶ月/未経験歓迎/1日3~5件・オンコール手当あり/住宅・家族手当あり
事業所名
雇用形態
給与
就業場所
日曜休み・週1日、3時間から勤務可能!未経験の方でも入職後にしっかりフォローします◎
事業所名
雇用形態
給与
就業場所
NsPace Careerナビ 編集部 「NsPace Career ナビ」は、訪問看護ステーションへの転職に特化した求人サイト「NsPace Career」が運営するメディアです。訪問看護業界へのキャリアを考えるうえで役立つ情報をお届けしています。
