人を大切にする訪問看護~りんくる訪問看護ステーション 渡邉さん・堀江さんにインタビュー~

公開日:2026/05/28 更新日:2026/05/28
人を大切にする訪問看護~りんくる訪問看護ステーション 渡邉さん・堀江さんにインタビュー~

大阪市鶴見区にある「りんくる訪問看護ステーション」は、“全ての人を家族のように大切にする”という理念を大切にしながら、地域で暮らす利用者さんを支えている訪問看護ステーションです。

今回のインタビューでは、管理者として現場を支える渡邉さんと、代表の堀江さんにお話を伺いました。「人を大切にする会社で働きたい」「地域と関わる看護がしたい」と考える看護師さんに、ぜひ読んでいただきたいインタビューです。

【※本記事はナスキャリが事業所向けに提供している「特集記事掲載サービス」によるものです。取材・撮影・編集はナスキャリが担当しました。】

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事業所名

りんくる訪問看護ステーション

雇用形態

常勤

給与

月給 303,000円 ~ 400,000円

就業場所

〒538-0053 大阪府大阪市鶴見区鶴見4-10-18
年収500万以上可能 年間休日120日以上
詳細を見る

「社会とつながる看護」がしたかった

-まずは、渡邉さんが訪問看護に携わろうと思ったきっかけを教えてください。

渡邉さん
「私はもともと急性期の病院で働いていました。400床ほどの病院だったので、本当に幅広い患者さんがいらっしゃったんです。
1泊2日で検査を受ける方もいれば、人工呼吸器や透析管理が必要な重症の患者さんもいて。医療的にはすごく学びの多い環境でした。
ただ、数年働く中で、病院という場所が、私には少し“地域の暮らしとは距離がある場所”のようにも感じるようになったんです。」

そう話す渡邉さんの言葉は、とても穏やかでした。

病院看護を否定するのではなく、その経験があったからこそ見えてきたものがあった――そんな空気感が伝わってきます。

渡邉さん
「もっと社会で起きていることを、自分ごととして捉えられる環境に身を置きたいと思ったんです。
看護師としてだけではなく、一人の人間として、地域の困りごとだったり、社会の課題だったりに向き合える場所で働きたいなと思って。
災害もそうですし、社会の変化も、地域で暮らす方には直接影響がありますよね。
その中で、“生活の中で生きている人を支える”という意味では、訪問看護がまさに自分のやりたいことに近いと思いました。」

現在、りんくる訪問看護ステーションでは、高齢者の在宅支援を中心に、がん末期、難病、小児、精神科領域など、幅広い利用者さんへの支援を行っています。

医療依存度の高いケースも少なくありません。

それでも、“どうすれば地域で暮らし続けられるか”を多職種で考えながら支援を続けているといいます。

渡邉さん
「何か特定の疾患だけを見るというよりは、“生活を支える”という感覚が強いですね。
利用者さんがどう暮らしたいのか、そのために自分たちが何をできるのかを考えることが、訪問看護の面白さだと思っています。」

“地域で暮らす人を支えたい”という思いを語る、渡邉さん(左)と堀江さん(右)

“家族のように大切にする”という理念

りんくる訪問看護ステーションを運営する株式会社familinkでは、

・全ての人を家族のように大切にすること
・全ての人の繋がりを大切にすること
・家族にも受けてほしいサービスを提供すること

この3つを理念として大切にされています。

実際に、りんくる訪問看護ステーションでは、どのような思いを大切にしながら日々の支援を行っているのか、代表の堀江さんに伺いました。

-りんくる訪問看護ステーションさんの強みについて教えてください。

堀江さん
「理念として、“人を大切にしたい”という思いがあります。家族のように大切にしたいし、家族にも受けてもらいたいサービスを提供したい。その思いは、法人としてずっと大事にしているところですね。
ただ、“家族”って、人それぞれイメージが違うと思うんです。血縁の家族を思い浮かべる方もいれば、大切な友人やパートナーを思い浮かべる方もいると思うので、私たちは“皆さんにとっての大切な人”と置き換えて考えています。」

利用者さんを大切にする。その言葉だけで終わらせず、組織づくりにも反映しているのが、familinkらしさなのかもしれません。

堀江さん
「スタッフも家族だと思っているんです。だから、“看護師だから一緒に働きたい”という感覚ではあまりなくて。
もちろん専門性は大切なんですけど、その人が人としてどう生きたいか、何が得意か、何をやってみたいかを大事にしたいと思っています。
看護技術を深めたい人もいれば、教育が向いている人もいる。クリエイティブなことが得意な人もいると思うんです。
だから、“その人がやりたいことを言える会社”でありたいと思っています。」

familinkでは、スタッフが安心して働ける環境づくりも大切にしているそうです。

堀江さん
「人をケアする人って、自分自身が大切にされていないと、人に良いケアを届け続けるのは難しいと思うんです。
だから、スタッフが安心して働ける場所でありたいですし、心理的安全性が担保できる拠点でありたいと思っています。
もちろん、まだまだ道半ばですけど、一緒につくっていける方と出会えたら嬉しいですね。」

また、子育て世代のスタッフも多く在籍しているそうです。

急なお休みが必要になる場面もある中で、“お互い様”という空気が根づいているといいます。

堀江さん
「もちろん、自由に休んでいいということではないですけど、本当にお互い様なんです。

休む時はしっかり休めるようにして、その分、出勤している時にはみんなで支え合ってくれていると思っています。」

渡邉さん
「私自身も体調を崩す時がありますし、逆の立場になれば大変さも分かるので。仕事の時に一生懸命やることで、その分、家庭も大切にしてほしいと思っています。」

教育ステーションとして地域を支える

りんくる訪問看護ステーションは、大阪市東エリアの「教育ステーション」としても活動しています。

地域全体の訪問看護の質向上を目的に、多職種との勉強会や情報共有の機会も積極的に行っているそうです。

-地域連携や教育について、力を入れていることを教えてください。

渡邉さん
「地域連携の担当者からお話しいただくのは、病院側からすると、“どこまで在宅で支えられるのか”が見えにくいこともあるみたいなんです。
なので、訪問看護としてどんな支援ができるのか、在宅でどこまで生活を続けられるのかということは、できるだけ明確にお伝えするようにしています。」

特に印象的だったのは、“退院支援”についてのお話でした。

渡邉さん
「患者さんって、大きな病院から退院する時に、病院とのつながりが途切れてしまうような不安を感じる方もいらっしゃるんです。
だから、退院カンファレンスなどでは、『これからも病院とつながっている』ということをちゃんと共有したいと思っています。
状態が変化した時はまた受診できるとか、困った時には相談できるとか。“誰からも分断されるわけじゃない”という安心感を持っていただけるように意識しています。」

在宅療養へ移行するタイミングは、利用者さんやご家族にとって大きな転機でもあります。

その不安を少しでも和らげられるよう、多職種で丁寧に関わっているそうです。

また、りんくる訪問看護ステーションでは、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)にも積極的に取り組んでいます。

渡邉さん
「ACPについては、訪問看護だけで進めるものではないと思っています。
訪問診療の先生、ケアマネジャーさん、それぞれの立場で利用者さんから聞ける話が違うので、みんなで情報共有しながら、その人の本当の思いを探していくような形ですね。」

利用者さんが何を大切にしているのか。どんな生活を送りたいのか。

それを“チームで考える”という姿勢が、このステーションの地域支援の特徴なのかもしれません。

さらに、地域で課題を抱えるケースについても、“まず断る”のではなく、“どうすれば支えられるか”を考える文化が根づいているそうです。

渡邉さん
「難しいケースであっても、まずは“どうやったら受け入れられるか”を考える文化はあると思っています。
もちろん、無理に受け入れるわけではないですけど、どういう環境が整えば生活できるのか、自分たちはどこまで支援できるのかを整理して提案するようにしています。」

堀江さん
「介護や相談支援だけではなく、医療分野も含めて、“地域を支える存在になりたい”という思いがありました。
地域で暮らす中には、医療も絶対必要なので。“地域を支える一つの会社”として、訪問看護も大事な役割だと思っています。」

未経験でも、一人にしない教育体制

-訪問看護未経験の方には、どのような教育をされていますか?

渡邉さん
「まずは同行訪問から始めます。

そもそも訪問看護って何をしているのか、利用者さんがどんな生活をしているのか、どういう人たちと連携しているのか、イメージがつきにくいと思うので。最初の1週間ぐらいは、先輩に同行して学んでいきます。

その後、少しずつ一緒にケアを行いながら、その人の習熟度に合わせてステップアップしていきます。」

また、同ステーションでは担当制ではなく、チーム制で利用者さんを支えています。

渡邉さん
「一人の利用者さんを、数名のスタッフで支援している形なんです。

一人だけが情報を抱える形にはしていないので、みんなで共通認識を持って支援しています。
業務の最初と最後は、できるだけ事務所に戻るようにしていて、顔を合わせる時間も大切にしています。」

訪問看護は、一人で判断する場面も多く、孤独を感じやすい仕事でもあります。

だからこそ、“相談できる環境”を意識的につくっているそうです。

渡邉さん
「経験年数が浅い人ほど、不安もありますし、振り返りの中で困ることも出てきます。それを一人で抱え込まずに、みんなで考えられる時間は大事にしていますね。」

“地域を支える”訪問看護のやりがい

インタビューの最後に、改めて訪問看護の魅力について伺いました。

渡邉さん

「訪問看護って、本当に利用者さんに頼りにしてもらえる仕事だと思うんです。
それだけじゃなくて、一人の人の生活を守るために、地域にこんなにもたくさんの人が関わっているんだって実感できる場面がたくさんあります。
地域の一員として働けるのは、すごく誇らしいことだと思っています。」

そして、こんな言葉も話してくださいました。

渡邉さん
「人が生きて、死んでいく場面に触れられる仕事って、すごく人間らしいと思うんです。そこに、自分ができることを一生懸命やれる人が増えたら嬉しいですね。」

また、堀江さんからは、転職を検討されている方へこんなメッセージがありました。

堀江さん
「不安がある方も、自信がある方も、ぜひ一緒に地域を盛り上げていけたら嬉しいです。看護師としてだけじゃなく、人として一緒に働ける方と出会えたらと思っています。」

利用者さんも、スタッフも、地域も。“全ての人を家族のように大切にする”。

その理念が、日々の関わりの中に自然と息づいている――そんな訪問看護ステーションでした。

利用者さんのもとへ向かうスタッフの皆さん。地域に寄り添う訪問看護を届けています

インタビュアーより

今回インタビューを通して印象的だったのは、お二人とも“人”を主語にしてお話しされていたことでした。

利用者さんをどう支えるかだけではなく、「スタッフが安心して働けること」や、「地域全体で利用者さんを支えていくこと」についても、とても自然に語られていたのが印象的でした。

また、教育や地域連携についても、“制度としてやっている”というより、“利用者さんにとってより良い支援を届けたい”という思いが根底にあることが伝わってきました。

「人を大切にする会社で働きたい」「地域と関わる看護がしたい」と考えている方にとって、りんくる訪問看護ステーションは、安心して一歩を踏み出せる場所なのではないでしょうか。

事業所概要

事業所名:りんくる訪問看護ステーション

住所:大阪府大阪市鶴見区鶴見4-10-18 マッシーモ鶴見1F

事業所紹介ページ:https://ns-pace-career.com/facilities/14197

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事業所名

りんくる訪問看護ステーション

雇用形態

非常勤

給与

時給 1,600円 ~ 2,000円

就業場所

〒538-0053 大阪府大阪市鶴見区鶴見4-10-18マッシーモ鶴見1F
残業ほぼなし 土日祝に休日あり
詳細を見る

【大阪市鶴見区・常勤】今福鶴見駅徒歩4分/年間休日120日・土日祝休み!賞与3ヶ月分で年収500万円も目指せる訪問看護

事業所名

りんくる訪問看護ステーション

雇用形態

常勤

給与

月給 303,000円 ~ 400,000円

就業場所

〒538-0053 大阪府大阪市鶴見区鶴見4-10-18
年収500万以上可能 年間休日120日以上
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記事投稿者プロフィール画像 NsPace Careerナビ 編集部

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