訪問看護の働き方と成長環境~LIB(リブ)訪問看護ステーション 上野山さんにインタビュー~

公開日:2026/05/27 更新日:2026/05/27
訪問看護の働き方と成長環境~LIB(リブ)訪問看護ステーション 上野山さんにインタビュー~

大阪府八尾市にあるLIB(リブ)訪問看護ステーションの代表・上野山さんにインタビュー。病院勤務から訪問看護への転機、立ち上げの背景、在宅看護のやりがいや難しさ、そして働きやすさや組織の拡大フェーズについて伺いました。訪問看護未経験の方から経験者まで、これからのキャリアを考える看護師の方にきっと参考となる内容です。

【※本記事はナスキャリが事業所向けに提供している「特集記事掲載サービス」によるものです。取材・撮影・編集はナスキャリが担当しました。】

【八尾南駅】土日休み、オンコールほぼなしの様々な働き方ができるステーション

事業所名

LIB訪問看護ステーション

雇用形態

常勤

給与

月給 300,000円 ~ 350,000円

就業場所

〒581-0044 大阪府八尾市木の本1-3-1グランドメゾン木の本502
時短常勤制度 ユニフォーム貸与
詳細を見る

病院経験から訪問看護への転機

和歌山で看護師としてのキャリアをスタートさせた上野山さん。最初の10年間は病院での勤務を中心に、幅広い経験を積んできました。

―これまでのご経歴を教えてください。

「脳神経外科や消化器外科など、病院で10年ぐらい働きました。リハビリテーションにも関わっていましたし、その間に訪問看護のバイトもやっていたんですよ」

訪問看護のアルバイトを経験したことで、病院とは異なる現場にも触れていった時期でした。

その後、一度看護師の仕事を離れる期間もあったそうです。

「30歳くらいで看護師を離れて、その後5年ほど違うことをやってまた看護師として戻ったんです」

復帰後は、派遣や非常勤として介護施設で勤務しながら、少しずつ感覚を取り戻していきます。

そんな中で訪れたのが、大きな転機でした。

「介護施設で1年働いた頃に、『訪問看護ステーションやるから管理者やってくれ』と言われて」

突然の打診に戸惑いながらも、「やってみようか」と引き受けた上野山さん。ここから、訪問看護の世界へと本格的に踏み出すことになります。

自分でつくる働き方と立ち上げ

管理者として立ち上げに関わった経験は、その後の決断にもつながっていきます。

―ご自身で立ち上げようと思った理由は何だったのでしょうか。

「やっぱり雇われている身だと、制約があるんですよね。営業時間もそうだし、やってはいけないこともあるし。それに、在宅看護へどんどん移行する時代なので看護師が起業するとしたら訪問看護だなって思って」

現場で感じていたのは、働き方や運営における自由度の低さでした。もうひとつ大きな理由として挙げられたのが、働くスタッフの環境です。

「訪問看護師ってお母さんでもある人が多いんですよね。17時には帰って子どもを迎えに行きたいじゃないですか」

そうした声を受けて、LIB(リブ)訪問看護ステーションでは勤務時間を9時から17時に設定しています。

「利用者さんやご家族のためにしっかり時間を使えるようにしながら、お母さんとしての時間にも余裕を持てる働き方を大切にしたいんですよね」

スタッフ一人ひとりの生活背景を踏まえた働き方。そこには、現場を知るからこその視点が込められています。

それぞれの利用者さんの暮らしを支えるために、今日もスタッフの皆さんが地域へ向かいます。

在宅看護で求められる力とは

訪問看護の魅力について伺うと、上野山さんは「一番難しい仕事かもしれない」と語ります。

―訪問看護の特徴についてどのように感じていますか。

「いろんな力が必要なんですよね。利用者さんだけじゃなくてご家族も看ないといけないし、医師もケアマネさんもヘルパーさんも全部関わってくるんです」

病院のように限られた範囲ではなく、生活全体を見ていくことが在宅看護の特徴です。

「発熱があるから解熱剤を飲ませておけばいい、っていう話じゃないんですよね」

さらに、予防の視点も重要だといいます。

「高齢社会なので、訪問看護師として予防も含めてもっと早い段階から関わるべきだと思っています」

LIB(リブ)訪問看護ステーションでは、実際に地域での取り組みも行っています。

「月1回、地域で訪問看護師が住民さんに体操や、手のマッサージなどをやっています」

こうした活動は、地域における訪問看護の役割を広げる一歩でもあります。

「ボランティアの一環ではあるんですけどね。介護認定を受けていない方にも予防的な看護は必要だと思っていて。だからこそ、訪問看護が地域で活動していく意味はあるかなと」

看取りに向き合うやりがい

―訪問看護でのやりがいを感じる瞬間を教えてください。

「やっぱりターミナル期の利用者さんですね。最期まで看て、エンゼルケアして、その後グリーフケアもやっています」

利用者さんが亡くなった後も、訪問看護師とご家族との関わりは続きます。

「1ヶ月後に訪問したり、半年もしくは1年後に葉書を送ったりしています」

葉書には、利用者さんに関わったスタッフがメッセージを書くそうですが、あえてご家族から返信を求めない形にしているといいます。

「LIB(リブ)訪問看護ステーションの名前のみを記載し、住所は書かず、返信を求めない形にしています」

看取りの場面では印象的な出来事も多いと言います。

「看取りはもっと強化していきたいです。今は年間10人くらいの方を看取っているけど、LIB(リブ)訪問看護ステーションを立ち上げたときから看取りはやっていきたいと思っていたんです。 看取りができないと、訪問看護をおこなう意味がないと感じていて」

実際に看取りの場ではご家族への説明として、利用者さんの身体の変化が分かるよう、パンフレットを使って説明し、サポートしています。 

「スタッフへも『看取りは強化していくよ』って言っていますね。しっかり、看取りのケアができるステーションでありたいですね」

明るく支え合う職場の雰囲気

LIB(リブ)訪問看護ステーションの特徴の1つが、明るい職場環境です。

―職場の雰囲気について教えてください。

「基本、スタッフは明るいですね。休憩中とかめちゃくちゃ盛り上がっています」

仕事の合間にも自然と会話が生まれ、笑顔が広がる時間があると言います。

「この前、スタッフから『事務所が休みの日に場所を貸してほしい』と声をかけられて、『いいよ』って返事をしたところ、スタッフとその子どもたちが集まってシール交換していましたよ」

業務の垣根を越えて分かち合える関係性は、よりよいパフォーマンスにもつながります。

また、訪問看護では、利用者さん1人に対して数人で受け持つ訪問体制を整えています。

「大体3~4人くらいのスタッフで回れるようにしていますね」

ひとりで抱え込まず、複数人で関われる仕組みがあることは、訪問看護未経験の方にとっても心強いポイントです。

「僕がたまに訪問すると、利用者さんから『みんなええ人で嬉しいわ』って言ってもらえたこともあります」

利用者さんからの言葉にも、日頃の関わりの積み重ねが表れているように感じられます。

―利用者さんへ関わる中で大切にしていることは何ですか。

「スタッフへ“尊重すること”を大切に考えてもらっています。利用者さんというその人を尊重する。一旦受け入れる。こういう考え方は、スタッフみんなできていると思っています。そこから先が難しいですね。利用者さんに『でも、こういう話もいいと思うよ』って伝えて理解してもらうんですけど、元気になってくると『来なくていいわ』って言われるんですよね…」

訪問看護師からは見えている“未来”でも、利用者さんにとっては見えなかったり、見えていても拒否があったりすることもあります。

「そういう時は、難しさを感じるんですけど。理想と現実の違いがあっても、強要はできないし。落としどころを見つけるのが難しいですね」

地域でさまざまな利用者さんと関わっているからこそ、難しい場面に直面することもあります。そんな時は、スタッフで協力し試行錯誤していくことが次の看護へつながっていきます。

また、働き方においてはワークライフバランスを重視しています。

「業務は17時ぴったりに終わるし、残業も基本ないです。緊急訪問があったり、管理者はどうしても立場上やることがあったりして残ることはあるんですけど」

基本的に土日はお休みとし、オンコールは当番制にしています。LIB(リブ)訪問看護ステーションでは、スタッフにとって無理のない働き方を大切にしています。

拡大フェーズで求める人材

現在、LIB(リブ)訪問看護ステーションは拡大フェーズにあります。

「2026年の7月に平野区にサテライトを作る予定です。東大阪とか松原とか、その辺にも広げていきたいなと思っています」

今後は現在の八尾市周辺エリアへの展開も視野に入れているとのこと。

その中で求めている人物像について伺うと、印象的な言葉がありました。

「スタッフへ『楽しいと楽は違うからね』っていう話をしています」

働きやすさだけではなく、その環境の中でどう関わるかが大切だと言います。

「会社が拡大していく時は大変なこともあるけど、大変さもひっくるめて楽しめる人がいいですね」

そして、組織としての想いも率直に語ってくださいました。

「向上心のある人や、先頭に立って進めていける人!そういう人にぜひ来てほしいです。一緒に成長していきたい人ですね」

株式会社LIBとして変化する過程にある今だからこそ、主体的に関わることができる環境。将来的にリーダーや幹部として関わりたい方にとっても、大きな可能性が広がっています。

利用者さんに安心して過ごしていただくために、日々の情報共有を大切にしています。

インタビュアーより

上野山さんのお話からは、これまでの経験に裏打ちされた現場感覚と、組織を成長させていく視点の両方が自然と伝わってきました。特に印象的だったのは、働きやすさを整えながらも「楽と楽しいは違う」と語られていた点です。安心できる環境の中で、どう成長していくかを大切にされていることが感じられました。また、スタッフ同士の明るい関係性や、利用者さんとの丁寧な関わりから、日々の現場のあたたかさも伝わってきました。訪問看護に興味を持つ方にとって、リアルな魅力と可能性を知るきっかけになるのではないでしょうか。

事業所概要

事業所名:LIB(リブ)訪問看護ステーション
住所:大阪府八尾市木の本1-3-1 グランドメゾン木の本502

事業所紹介ページ:https://ns-pace-career.com/facilities/13771

【八尾南駅】土日休み、オンコールほぼなしの様々な働き方ができるステーション

事業所名

LIB訪問看護ステーション

雇用形態

常勤

給与

月給 300,000円 ~ 350,000円

就業場所

〒581-0044 大阪府八尾市木の本1-3-1グランドメゾン木の本502
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事業所名

LIB訪問看護ステーション

雇用形態

非常勤

給与

時給 2,000円 ~ 2,000円

就業場所

〒581-0044 大阪府八尾市木の本1-3-1グランドメゾン木の本502
ユニフォーム貸与 スマホ・タブレット貸与
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記事投稿者プロフィール画像 NsPace Careerナビ 編集部

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