看護師が1番稼げる科はどこ?給料が高い職場を選ぶ3つのポイント

公開日:2025/08/12 更新日:2026/10/20
看護師が1番稼げる科はどこ?給料が高い職場を選ぶ3つのポイント

「看護師として、できるだけ年収を上げたい」「一番稼げる診療科はどこ?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。

看護師の給与は、診療科だけで決まるわけではありません。夜勤の回数や手当、勤務先の種類、役職などによっても年収は変わります。

この記事では、最新の統計や調査を参考に、看護師の給与に差が生じる理由や、収入アップを目指しやすい診療科・職場、年収を上げるために確認したい3つのポイントを解説します。

「今より年収を上げたいけれど、どの職場を選べばいいか分からない」という方も、自分の経験や希望する働き方に合った職場を考えるためのヒントが見つかるでしょう。

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看護師が1番稼げる科【病院】

看護師の給与は、診療科だけで決まるわけではありません。年収を上げたい場合は、夜勤の回数や手当、役職、病院の給与体系なども確認することが重要です。厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」によると、看護師の平均年収は524万7,200円です。ただし、同じ病院で働く看護師でも、勤務する部署や夜勤の有無などによって収入は変わります。

この記事では、収入アップを目指す際に注目したい診療科・部門として、次の5つを取り上げます。

  • ICU(集中治療室)
  • 救命救急センター
  • 手術室
  • 精神科
  • 循環器内科

それぞれの仕事内容や必要なスキル、夜勤・手当などの給与に影響する要素を確認しながら、年収アップにつながる職場選びのポイントを解説します。

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ICU

ICUは、特殊勤務手当や夜勤手当によって、給与が上乗せされることがあります。ただし、手当の有無や金額、夜勤回数は勤務先によって異なるため、ICUだから必ず高給与とは限りません。

病院によってはICU勤務を対象とした特殊勤務手当があり、月2万円が支給されるケースもあります。夜勤回数が多ければ、夜勤手当によってさらに収入が増える可能性もあります。

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救命救急センター

救命救急センターでは、夜勤手当や時間外勤務手当によって、日勤のみの勤務より収入が増えることがあります。

24時間体制で救急患者さまを受け入れるため、夜勤や時間外勤務が発生する職場もあります。勤務回数や手当の金額によっては、日勤中心の勤務より年収に差がつくこともあるでしょう。

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手術室

手術室は、特殊勤務手当やオンコール手当によって、給与が上乗せされる場合があります。ただし、手当の有無や金額は病院によってさまざまです。

特殊勤務手当を設けている病院や、緊急手術に備えたオンコール体制があれば、待機手当や呼び出し時の手当が支給されるところもあります。

ただし、オンコール手当は夜勤手当よりも低く設定されているケースが多いため、手術室だから夜勤のある部署より高給与になるとは限りません。

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精神科

精神科は、夜勤手当や勤務先独自の手当によって、給与が高くなることがあります。ただし、精神科という診療科だけで給与水準が決まるわけではありません。

病院によっては、精神科での勤務に対する手当が設けられている場合があります。

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循環器内科

循環器内科は、夜勤手当や時間外勤務手当などによって、収入が増えることがあります。一方で、専門性が高いことだけを理由に、高給与になるとは限りません。

夜勤のある病棟では、夜勤回数に応じて手当が支給されます。勤務先によっては、心臓カテーテル検査・治療などに関連する手当が設けられているケースもあるため、求人を比較する際は給与の内訳まで確認しましょう。

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看護師が1番稼げる科【クリニック】

クリニックで年収アップを目指すなら、専門性が求められる分野や自由診療を扱う施設、各種手当が充実した職場に注目しましょう。代表的なクリニックには、次のような種類があります。

  • 美容クリニック
  • 透析クリニック
  • 眼科クリニック
  • 皮膚科クリニック
  • 産婦人科クリニック
  • 健診クリニック

看護師の年収を確認する際には、基本給や賞与に加えて、インセンティブや資格手当、夜勤・オンコール手当なども知っておくことが大切です。

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美容クリニック

美容クリニックでは、自由診療やインセンティブ制度などが給与に影響する場合があります。給与に影響する主な要素は、次のとおりです。

  • インセンティブ制度の有無
  • 自由診療を中心とした診療形態
  • カウンセリングといった業務内容

そのため、年収を比較するときは、基本給や賞与だけでなく、インセンティブの支給条件や業務内容も確認しましょう。

関連記事:美容看護師とは?仕事内容やメリット・デメリット、向いている人の特徴を解説

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透析クリニック

透析クリニックでは、透析に関する専門的な知識や技術、勤務時間などが給与条件に影響する場合があります。

たとえば、午前の透析を担当した後に午後の透析にも対応する施設や、働きながら透析を受ける患者さまに合わせて夜間透析をおこなう施設では、勤務時間が一般的なクリニックと異なる場合があります。

転職時は基本給だけでなく、勤務時間や透析手当、準夜勤手当などの条件も確認しましょう。

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眼科クリニック

眼科クリニックでは、手術介助や眼科特有の検査など、専門的な業務の有無によって給与条件が異なる場合があります。

たとえば、白内障手術をおこなう施設では、手術器具の準備や患者さまの入室・退室の介助などを担当する場合があります。

求人を比較するときは、外来診療だけなのか、手術介助や検査も担当するのかを確認しましょう。

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皮膚科クリニック

皮膚科クリニックは、美容皮膚科を併設しているかどうかによって給与体系が異なる場合があります。

皮膚科では、アトピー性皮膚炎や湿疹などの患者さまへのケアを中心におこなう一方で、美容皮膚科を併設する施設では、医療脱毛やレーザー治療などの美容施術にかかわることもあります。

自由診療の売上を給与やインセンティブに反映する仕組みを設けているクリニックでは、看護師の収入が高くなりやすいでしょう。

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産婦人科クリニック

産婦人科クリニックは、給与が高くなる可能性があります。

分娩を扱う施設では24時間体制で対応するため、夜勤やオンコール勤務が発生することがあり、その分の手当が給与に上乗せされるためです。

また、助産師として勤務することで看護師とは異なる給与水準になる可能性があります。

職種月収賞与
看護師36万5,900円85万6,400円
助産師38万9,900円98万8,200円
参考:令和7年賃金構造基本統計調査|厚生労働省

実際に、厚生労働省の統計でも看護師と助産師では給与額に差が見られます。

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健診クリニック

健診クリニックは、夜勤やオンコールが少ないため、勤務時間を抑えながら収入を得たい看護師に向いています。夜勤手当がない分、夜勤のある病院より年収が高くなるとは限りませんが、基本給や賞与、各種手当によって給与水準は異なります。

年収を比較する際は、月給だけでなく、賞与や各種手当を含めた想定年収を確認しましょう。

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看護師が稼げる職場

病院やクリニック以外にも、看護師が活躍し、高収入を目指せる職場があります。

厚生労働省によると、看護職員の就業場所は病院や診療所だけでなく、訪問看護ステーションや有料老人ホーム、一般企業などにも広がっています。

給料を重視するなら、「何科で働くか」だけでなく、職場や勤務条件まで比較することが大切です。

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訪問看護ステーション

訪問看護ステーションは、訪問件数に応じたインセンティブ制度などによって、収入アップを目指せる職場です。

看護師一人ひとりが利用者さまの状態をアセスメントし、必要なケアを判断して提供します。事業所によっては、訪問件数に応じて手当が支給されるため、勤務条件によっては収入を増やせる場合があります。

関連記事: 【2026年最新】訪問看護師の給料はいくら?平均年収・手取りの相場と病院との比較

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有料老人ホーム

有料老人ホームは、夜勤やオンコールの有無、各種手当によって収入が変わる職場です。

医療的ケアに対応する施設では、看護師が健康管理や医療処置などを担います。夜勤を設けている施設では、夜勤手当が支給されるため、日勤のみの勤務と比べて収入が高くなる場合があります。

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一般企業

一般企業で働く看護師は、勤務先の給与体系や職種によって収入が異なります。

一般企業では、従業員の健康管理や健康相談、保健指導などを担当するほか、治験関連業務などに携わる場合もあります。看護師免許を活かせる職種でも給与体系はさまざまなため、基本給や賞与、各種手当を含めて比較することが大切です。

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看護師が1番稼げる科を選ぶときの3つのポイント

高収入を目指す看護師が、希望する科や職場を選ぶ際に役立つ3つのポイントを紹介します。

  • 病院やクリニックの規模の大きさ
  • 手当の充実度
  • 自由診療がメイン

それぞれのポイントを押さえることで収入アップにつながるでしょう。

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病院やクリニックの規模の大きさ

病院やクリニックの規模の大きさは、給与に影響を与える重要な要素です。規模が大きい病院ほど、経営基盤が安定しており、給与水準が高いからです。

大学病院や総合病院のような大規模な医療機関は、福利厚生が充実しているだけでなく、夜勤手当や役職手当なども手厚い場合があります。

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手当の充実度

手当の充実度は、看護師の収入を大きく左右します。基本給だけでなく、さまざまな手当が加算されることで、収入が変わるでしょう。たとえば、次のような手当があります。

  • 夜勤手当
  • 危険手当
  • 専門看護師手当
  • 認定看護師手当

取得している資格や担当する業務内容によって手当の額は異なります。手当が高い職場では、収入アップが期待できます。夜勤手当について下記の記事でも詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事:看護師で夜勤ありの年収は約520万円!夜勤手当や夜勤専従の実態を解説

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自由診療がメイン

自由診療がメインの職場は、稼ぎやすい職場です。というのも、保険診療と異なり、料金設定を自由に決められるため、収益を上げやすいからです。

一例として、美容クリニックではレーザー治療や美容注射など保険適用外のサービスが多く提供され、これらのサービスはクリニックが独自に価格を設定できるため、高額になる場合もあります。

この高額な料金設定により、クリニックの売上が伸び、それが看護師の給与水準にも反映されやすくなります。

関連記事:看護師の給料が高い病院の特徴とは?看護師が収入をアップさせるための方法と注意点について

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看護師が1番稼げる科で働く方法

稼げる科や職場で働くために、具体的な行動に移しましょう。

  • 新たな資格を取得する
  • 稼げる科に異動する
  • 稼げる職場に転職する

これらの行動はキャリアを広げる重要なステップです。無理のない計画を立てて、収入アップとスキル向上の両立を目指してみてください。

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新たな資格を取得する

新たな資格を取得することは、より専門的な業務をおこなえたり、資格手当が支給されたりするため、収入アップに直結しやすいです。

具体例として、クリティカルケア認定看護師や慢性腎不全看護認定看護師などの資格は、給与アップに有利です。新たな資格の取得は、収入増加につながるでしょう。

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稼げる科に異動する

現在の職場で稼げる科への異動を希望するのも1つの方法です。

新たな職場に転職するよりも、心理的な負担が少なく、これまでの経験を生かせます。まずは看護師長に相談し、異動希望を伝えることから始めましょう。

内部でのキャリアチェンジも収入アップにつながる場合があります。

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稼げる職場に転職する

稼げる職場に転職することは、給与の高い求人を探し、自身の希望に合った条件の職場を選べるため、収入アップを目指せる有効な方法です。

看護師に特化した転職サイトを利用し、高収入の求人を積極的に探してみましょう。転職は、収入を大きく変える可能性があります。

関連記事:派遣看護師の給料はいくら?派遣の方が稼げる理由3つと向いている人を解説

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看護師が1番稼げる科についてのよくある質問

看護師が1番稼げる科や職場についてよくある質問をまとめました。給与や働き方の疑問を解消し、収入アップの参考にしてください。

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Q1:看護師で1番稼げる診療科はどこですか?

一概に「1番稼げる診療科」を特定するのは難しいです。

その理由は、病院の規模や地域、個人のスキルや経験、夜勤の有無など、さまざまな要素によって給与は変動するからです。ただし、一般的には、次の診療科は給与が高いといわれています。

  • ICU
  • 救命救急センター
  • 手術室
  • 精神科
  • 循環器内科

これらの診療科は専門性が高く、手当が手厚いため、専門性や勤務条件によって高収入を目指せる場合があります。自身の状況に合わせて検討しましょう。

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Q2:夜勤なしでも稼げる職場はありますか?

夜勤なしでも稼げる職場は存在します。夜勤手当がなくても、基本給が高かったり、インセンティブ制度があったりする職場もあるからです。

具体的には、次のような職場が挙げられます。

  • 美容クリニック
  • 訪問看護ステーション
  • 一般企業

これらの職場は、子育て中や介護中などライフスタイルに合わせて働き方を選びたい方にも選択肢となります。日勤のみで働く看護師の給与事情については、以下の記事でも解説しています。

関連記事:看護師が日勤のみで働く給料は約25万円!手取りやきつい理由5つを解説

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Q3:看護師で稼げるようになるにはどういった働き方が良いですか?

看護師が稼げるようになるには、スキルを高めることや、給与体系を意識した職場選びが重要です。

たとえば、認定看護師や専門看護師の資格取得、あるいは救命救急やICUなどの急性期領域での経験を積むことが挙げられます。

また、規模の大きな病院や自由診療がメインのクリニックなど、給与水準の高い職場を選ぶ必要があります。

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Q4:看護師で年収1000万円は目指せますか?

看護師でも働き方や役職、勤務先によっては年収1,000万円を目指せます。ただし、一般的な看護師の給与水準から考えると、容易に達成できる金額ではありません。

年収1,000万円を目指す方法としては、管理職への昇進、高給与の職場への転職、訪問看護ステーションの管理者や経営者を目指すなど、さまざまな選択肢があります。訪問看護で年収1,000万円を目指す方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:訪問看護師で年収1,000万円稼げる?近づける7つのポイントや稼げる職場

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看護師が1番稼げる科を選んで収入アップを目指そう

看護師の収入は、診療科だけでなく、夜勤やオンコール、各種手当、インセンティブなどの勤務条件によっても変わります。収入アップを目指すなら、自分の経験や希望する働き方に合った職場を比較することが重要です。

「今より給与を上げたい」「夜勤を減らしながら収入を維持したい」など、希望する条件は人によって異なります。転職を検討する際は、給与だけでなく勤務時間や手当、仕事内容まで含めて求人を比較しましょう。

訪問看護への転職を検討している方は、訪問看護に特化した転職サービスであるナスキャリ(NsPace Career)も活用できます。希望する給与や働き方に合った求人を探しながら、収入アップにつながる転職先を検討してみてください。

<参考サイト・文献>

令和7年賃金構造基本統計調査|厚生労働省

令和6年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況|厚生労働省

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記事投稿者プロフィール画像 ナスキャリナビ編集部

「ナスキャリナビ」は、訪問看護ステーションへの転職に特化した求人サイト「ナスキャリ」が運営するメディアです。訪問看護業界へのキャリアを考えるうえで役立つ情報をお届けしています。

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