看護師の面接に必要な持ち物リスト!忘れ物ゼロで第一印象アップ【完全版】

看護師の面接当日の朝「あの書類、準備したっけ?」と焦ったことはありませんか。
普段は忘れ物をしない人でも、看護師の面接で緊張でうっかりミスをしてしまうこともあるでしょう。ただでさえ緊張するのに、忘れ物で余計に動揺するのは避けたいものです。
この記事では、看護師の面接で絶対に持っていくべきアイテムから、あると安心な便利グッズまでを解説します。前日に確認すべきポイントやNGな持ち物なども紹介しているため、持ち物の不安を解消し、自信を持って面接に臨みましょう。
看護師の面接に必須の持ち物リストと準備のポイント
<必須の持ち物リスト> ☐カバン:A4サイズの書類が入るもの ☐履歴書・職務経歴書:再提出を想定した印刷済みの書類 ☐資格証のコピー:資格の確認のための書類 ☐筆記用具:記入やメモに備えるもの ☐面接の案内:日時や場所を確認する案内状 ☐ハンカチやティッシュ:身だしなみを整える必需品 ☐印鑑:シャチハタ以外の印鑑 |
厚生労働省「看護師等(看護職員)の確保を巡る状況」によると、看護師・准看護師の有効求人倍率は2.20倍です。全職業(1.19倍)と比べると、看護師は高い需要がありますが、忘れ物は印象を悪くする可能性があります。
看護師の面接では、応募先から届いた「持ち物の案内」や「面接の詳細」で持ち物を確認しましょう。面接前には、このリストを使ってチェックしておくと安心です。
カバン:A4サイズの書類が入るもの
面接では、履歴書や職務経歴書といったA4サイズの書類を提出する場合があります。
書類を折ったり、カバンからはみ出したりした状態で提出すると、採用担当者にだらしない印象を与えてしまうため注意が必要です。
カバンを選ぶ際は、自立するタイプでシンプルなデザインのものがおすすめです。床に置いたときに倒れないカバンであれば、面接中に書類を取り出す際もスマートに行動できるでしょう。
履歴書・職務経歴書:再提出を想定した印刷済みの書類
履歴書と職務経歴書、すでに提出済みの場合でも、面接当日に再度提出を求められる場合があります。
その理由は、もし持参していなければ、その場で記入することになり、しっかりとアピールできない可能性があるからです。
履歴書や職務経歴書は、採用担当者が確認しやすいように、クリアファイルに入れて持参しましょう。折り目や汚れがつかないよう丁寧に扱い、いつでも提出できるように準備しておくことが大切です。また、コピーではなく、きちんと印刷されたものを用意してください。
資格証のコピー:資格の確認のための書類
一般的に、原本ではなくコピーで問題ありませんが、病院や施設によっては原本を求められる場合もあるため、応募先からの案内を確認してみてください。
資格証のコピーも、履歴書や職務経歴書と同じようにクリアファイルに入れておくと良いでしょう。すぐに取り出せるように準備しておけば、提出を求められた際にもスムーズに対応できます。
筆記用具:記入やメモに備えるもの
メモを取ることで、採用担当者の話を真剣に聞いている姿勢を示すことができ、熱意をアピールする機会にもなります。
筆記用具は、黒のボールペンとメモ帳を用意してください。シャーペンや鉛筆は、面接にはふさわしくありません。また、キャラクターものや派手なデザインのものは避け、シンプルなものを選びましょう。
面接の案内:日時や場所を確認する案内状
面接会場の場所や到着までの経路、緊急連絡先などをすぐに確認できるため、案内状は持参しましょう。スマートフォンに保存している場合でも、念のため印刷して持っていくと安心です。
スマートフォンの充電が切れてしまったり、電波状況が悪かったりする場合でも、紙媒体であれば困りません。
ハンカチやティッシュ:身だしなみを整える必需品
面接会場までの移動中や面接中に汗をかいたり、飲み物をこぼしてしまったりする可能性があります。
清潔なハンカチとティッシュを用意しておけば、そのような場面でも落ち着いて対応できます。とくに夏場は、汗をかくことが多いため、必ず持参しましょう。
印鑑:シャチハタ以外の印鑑
内定後、採用についての書類に捺印を求められる場合があります。シャチハタは、インク内蔵型で簡易的な印鑑のため、正式な書類には不向きです。
認印で問題ありませんが、三文判のような簡易的なものではなく、朱肉を使って押すタイプの印鑑を持参しましょう。念のため、印鑑ケースに入れておくと安心です。
看護師の面接であると安心する便利な持ち物
<安心する便利な持ち物> ☐マスク:感染対策や身だしなみの配慮 ☐腕時計:時間確認のための必需品 ☐折り畳み傘:天候の急変への備え ☐ストッキングの替え:伝線時の予備 ☐手鏡:身だしなみの最終チェック用 ☐口臭ケアグッズ:口元の清潔感の維持 |
これらのアイテムは絶対に必要というわけではありませんが「持っていて良かった」と思える場面が多いものです。たとえば、会場に着くまでに雨が降ったり、口元が気になったりしたときに、すぐに対応できると落ち着いて面接に臨めます。
ちょっとした備えが、自信や安心感につながります。ぜひカバンに入れておきましょう。
マスク:感染対策や身だしなみの配慮
医療機関では、現在も感染症対策を徹底しているところが多い傾向です。採用担当者やほかの応募者への配慮として、マスクの着用を求められる可能性があります。
予備のマスクもいくつか持っていくと安心です。もし面接中に汚れてしまったり、破損してしまったりした場合でも、すぐに交換できます。
腕時計:時間確認のための必需品
スマートフォンで時間を確認する習慣がある方も多いかもしれませんが、面接では腕時計を着用しましょう。面接中にスマートフォンを操作することはマナー違反だからです。
腕時計であれば、面接中にさりげなく時間を確認できます。シンプルなデザインで、文字盤が見やすいものを選びましょう。
折り畳み傘:天候の急変への備え
面接当日に雨が降ると、服装や髪型が乱れてしまい、身だしなみに影響が出る恐れがあります。
折り畳み傘があれば、雨に濡れることを防ぎ、清潔な印象を保てます。コンパクトに収納できるタイプであれば邪魔になりません。
ストッキングの替え:伝線時の予備
女性の看護師は、ストッキングの替えを持参すると良いでしょう。
面接の際は、スーツを着用することが一般的であり、ストッキングが伝線しているとだらしない印象を与えてしまうため注意が必要です。
予備のストッキングがあれば、万が一の事態にもすぐに対応できます。コンパクトにまとめられるタイプであれば、カバンに入れておいてもかさばりません。面接時の服装についてさらに詳しく知りたい場合は、こちらの記事も参考にしてください。
関連記事:看護師転職の面接の服装はスーツ?適切な服装を解説【年代別】
手鏡:身だしなみの最終チェック用
面接前に髪型やメイクが乱れていないか、口元に食べかすがついていないかなど、身だしなみを最終チェックできるよう、手鏡を持参することをおすすめします。
面接前に確認できる準備をしておくと便利です。
口臭ケアグッズ:口元の清潔感の維持
採用担当者と対面して話すため、口臭には気を配る必要があります。
歯磨き粉と小さな歯ブラシ、またはマウスウォッシュなどを持参し、面接前に使用すると良いでしょう。清潔にして面接に臨むと、好印象を与えることにつながります。
看護師の面接の前日に確認すべきこと
<面接の前日に確認すべきこと> ☐履歴書・資格証はクリアファイルにまとめたか ☐電車遅延などの代替ルートは調べたか ☐携帯の充電は十分か ☐面接先の電話番号を控えているか ☐服装・靴のチェックも忘れずに |
面接前日は、持ち物の準備だけでなく、当日に慌てないための最終確認が大切です。これらを確認することで、安心して面接に臨めるでしょう。
看護師の面接で持っていくべきではない持ち物
面接にふさわしくない持ち物もあります。これらは、採用担当者に悪い印象を与えてしまう可能性があるため注意しましょう。
- 派手なアクセサリー:シンプルな服装に合う控えめなアクセサリーを選択
- 香水や強い匂いのスプレー:香りが強いものは採用担当者の迷惑になる可能性
- 私的な読み物やゲーム:面接に集中していない印象を与えてしまうため持参しない
「本当にここで仕事したいのか」「業務にしっかり取り組めなさそう」など持ち物で印象が変わる可能性があるため、慎重に選ぶことが大切です。
看護師の面接に適した身だしなみ
看護師の面接では、持ち物と同じように身だしなみを整えることも欠かせません。採用担当者は、身だしなみから応募者のプロ意識や患者さまへの配慮を見ているものだからです。
面接に臨む際は、細部まで気を配り、好印象を与えられるように準備することが必要です。
清潔感があり、TPOに合わせた服装を心がけましょう。髪型はすっきりとまとめ、メイクはナチュラルに仕上げます。靴は磨いて清潔にし、ストッキングは伝線していないか確認しましょう。
面接での第一印象は身だしなみで大きく変わります。髪型や服装などのマナーが不安な方は、下記の記事をチェックしてみてください。
関連記事:看護師の面接の身だしなみで好印象のポイント6つ!髪型や持ち物を紹介
看護師の面接の持ち物についてのよくある質問
看護師の面接準備をしていると、持ち物についてさまざまな疑問が浮かぶことがあるでしょう。ここでは、多く寄せられる質問にお答えします。これらの回答を参考にして、疑問を解消し、自信をもって面接に臨んでください。
Q1:看護師の面接でカバンはどういったものが良いですか?
カバンは、A4サイズの書類が折れずに入るシンプルなデザインのものが良いです。色は黒や紺、ベージュなどの落ち着いた色を選びましょう。派手な装飾があるものや、カジュアルすぎるものは避けましょう。
Q2:看護師の面接で忘れ物をしたら当日どう対応すべきですか?
もし忘れ物に気づいたら、まずは落ち着いてください。
採用担当者に正直に伝え、どう対応すべきか指示を仰ぎましょう。たとえば、履歴書を忘れた場合は、後日郵送するなどの対応が考えられます。
大切なのは、焦らず誠実に対応する姿勢です。事前にしっかりと準備することで、忘れ物を防げます。
看護師の面接では忘れ物がないように事前に準備するのが成功のカギ!
看護師の面接で一番大切なのは「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるかどうか。その第一歩が、忘れ物のない丁寧な準備です。
面接に必須の持ち物はもちろんのこと、あると便利な持ち物も確認し、前日には最終チェックをおこないましょう。
この記事で紹介した内容を参考に、忘れ物がないように準備を進めてください。事前の準備をしっかりおこなうことで、安心して面接に臨め、魅力を最大限にアピールできるはずです。
準備が整ったら、次は自分に合った職場を探しましょう。訪問看護の求人をお探しなら、ぜひ「NsPaceCareer」をご覧ください。あなたの希望に合い、これまでの経験やスキルを活かせる職場がきっと見つかります。
<参考サイト・文献>

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