初めての転職でも安心!看護師が転職する方法とは?4つのステップを紹介!
看護師として働いている方の中には、キャリアアップや待遇改善など、さまざまな目的で転職を検討するという人もいるでしょう。
しかし初めての転職となると、何から手を付ければ良いのか、何に気をつければ良いのか分からず不安になる方もいるのではないでしょうか。
今回は、初めて転職する方へ、看護師が転職する方法を4つのステップで紹介します 。
転職したいものの、何から手を付ければ良いか分からないと悩んでいる看護師の方は、ぜひ参考にしてください。
看護師が転職する方法!4つのステップを紹介
まずは、看護師の転職方法があまり分からない方へ 、転職における4つのステップを 解説していきます。
1.転職の目的や条件を整理する
2.求人情報を調べる
3.求人応募・書類選考や面接を経て採用
4.就労中の場合は退職手続きをする
それぞれのステップを詳しくみていきましょう。
1.転職の目的や条件を整理する
転職活動を始める前に、自分が転職をする目的や、転職先に求める条件について整理しておく必要があります。
曖昧な思いで転職活動をしていても、その気持ちが転職先に伝わり転職活動がうまくいかない可能性があるでしょう。
転職をすることで何を実現したいのかを考えてから、転職先に求める条件と条件の優先度を整理するとよいでしょう。
2.求人情報を調べる
転職の目的や条件について明確になった後は、求人を調べましょう。
求人はインターネット検索でも見つけられますが、看護師転職に強い求人紹介会社を利用することで、ネット検索では見つからない非公開求人を紹介してもらえるケースもあります。
求人に自分で応募するのも1つの方法ですが、応募書類作成や面接対策など、全てを自分1人で行う必要があり、初めての転職では難易度が高いと感じるかもしれません。看護師転職サービスを利用すると、履歴書の添削や面接対策までしてもらえる場合や、給与や残業など聞きにくい質問を転職アドバイザーから転職先へ聞いてもらえるケースもあります。
どちらもメリットとデメリットがありますが、転職したい職種の給与の相場感を調査するのであれば、インターネット検索のみでも良いかもしれません。
詳しくは「効率よく転職活動を進めるためには」の章で解説していきます。
3.求人応募・書類選考や面接を経て採用
転職をしたい求人を見つけたら応募しましょう。書類選考や1次面接、最終面接などの必要なフローを経て採用へ至ります。
必要なフローは転職先によって異なるため一概には言えませんが、履歴書や職務経歴書の提出と最低1回以上の面接は必須と考えられるでしょう。
1点注意しておきたいのが、採用のタイミングと実際に働き始めるタイミングが異なる場合があります。
例えば7月〜9月頃の選考であっても、実際の入職は翌年4月であるという場合もあります。
一方で採用後すぐの入職を求められるケースもあるため、よく確認した上で、今の職場の退職手続きを進めていく必要があります。
4. 就労中の場合は退職手続きをする
採用が決まってから退職手続きをする方や、退職をしてから転職活動に専念する方、どちらのケースもあるでしょう。
ただ、採用後すぐに転職を求められる場合、就労中の職場を今すぐ辞めたいと思っても「2ヶ月前に退職届を出す必要がある」などと就業規則に記載されて、退職まで時間を要する場合もあります。
就労中の職場にも転職先にも迷惑をかけないために、転職活動を始める時点で就業規則を確認しておくことをオススメします。
看護師が効率よく転職活動を進める方法5選
看護師が効率よく転職活動を進める方法として、前述したインターネット検索と看護師転職サービスの利用も含めて5つ紹介します。
- 看護師転職サービスを利用する
- インターネットで検索する
- ハローワークで相談する
- ナースセンターを利用する
- 知人や友人に紹介してもらう
それぞれ詳しくみていきましょう。
看護師転職サービスを利用する
前述のように看護師転職サービスに登録すると、マッチングをサポートしてくれます。
ナースペースキャリアでは、訪問看護や在宅看護に特化した求人を扱うだけでなく、在宅看護経験者である現役訪問看護師への無料相談が可能です。
転職活動を一から独りで行うことに不安を感じる方は、転職サービスを利用するのも良いでしょう。
インターネットで検索する
「転職したい地域+看護師転職」と検索するだけで多くの求人がヒットします。
また、病院やクリニック、訪問看護ステーションなど具体的な職場を入れることで、求人を絞ることも可能です。
しかしインターネット検索では多くの求人が確認できるものの、中には募集が締め切られている求人もあり、最新の情報ではない可能性があるので注意をしてください。
またインターネット検索では書類の応募から面接など、全ての段階において自分1人で対応していかなければならないため、礼節を弁えつつ責任を持って行動しなければなりません。
ハローワークで相談する
ハローワークは公共職業安定所といい、国が運営する機関です。
ハローワークインターネットサービスからハローワークが取り扱う求人を検索でき、求職者登録をした後に応募できるようになります。
また、失業手当の申請をしていれば再就職手当がもらえるなど、ハローワークを活用した転職にはメリットもあります。
ただし、失業手当の申請から再就職手当の受け取りまでには要件があるため、詳細はハローワークに問い合わせてみると良いでしょう。
eナースセンターを利用する
eナースセンターは、都道府県看護協会による無料職業紹介事業です。
求人検索は登録せずに可能となり、応募や自動マッチングサービスを利用する場合は、登録をすれば利用できます。
eナースセンターはブランクのある方にもおすすめで、再就業支援研修なども実施しています。
転職だけでなく復職の際に利用するのも良いでしょう。
参照:eナースセンター「都道府県看護協会による無料職業紹介事業」
知人や友人に紹介してもらう
リファラル採用という言葉もあるように、知人や友人の紹介によって転職する方もいます。
知人や友人に紹介してもらうメリットは、転職活動において最も時間がかかる求人の検索や選定がスキップできる点です。
ただし知人や友人の紹介によって就職するケースでは、仕事でトラブルが起きると人間関係も悪化してしまうという事態も起こりうるため、働く際には注意が必要です。
看護師が転職を成功させる方法!おさえておきたいポイント3選
ここまで看護師の転職の方法や、効率よく転職活動を行う方法について解説してきました。最後に転職成功のためにおさえておきたいポイントについても解説していきます。
複数の転職方法を併用する
ナースセンターだけ、インターネット検索だけ、というように転職方法は1つに絞る必要はありません。複数の転職方法を併用しながら転職活動を進めている方もいます。
なかなか転職活動がうまくいかないと感じている方は、まずは受け口を広げるために、転職サイトへの登録や、自動マッチングサービスで受動的に良い求人が見つかりやすいシステムに登録してみることもおすすめです。
職場見学をしてイメージを掴む
職場見学ができる場合は、できるだけ見学させてもらうと良いでしょう。
また訪問看護ステーションでは体験訪問を行っているところもあります。
面倒に感じる方もいるかもしれませんが、面接対策だけでなく、働いてからのギャップを軽減しやすいため、おすすめです。
ナースペースキャリアでは、訪問看護ステーションへの事前の見学の申し込みも可能です。訪問看護ステーションへの転職を検討している方は、ぜひ活用してみてください。
1月や6月などの求人数が多い時期を狙う
転職がうまくいかないと感じている方は、転職時期があまり適切ではなく、求人数が少ない時期に転職活動をしているケースも考えられます。
4月や12月などは求人数があまり多くないのはもちろん、年度始め・年度末は医療機関側も忙しく、採用や選考が進まない時期のため転職は避けたい時期です。
一方で1月・6月・7月は、ボーナスの支給後で退職者が多く、求人が増えやすい時期といえます。
また、翌年4月入職の中途採用の先行もこの時期に始める職場が多い傾向にあります。
求人数が増える時期を狙うことで、採用の確率があがりやすいためおすすめです。
看護師が転職するにはさまざまな方法がある!自分に合った方法で転職活動を成功させよう
ここまで看護師が転職をするステップや、転職を効率よく進める方法、また転職を成功させるためのポイントを紹介しました。
看護師が転職する方法はさまざまです。自分に合った方法を利用することで、効率良く転職活動ができるでしょう。 なるべく多くの求人を見極めて、転職活動を成功させましょう。
「NsPace Career ナビ」は、訪問看護ステーションへの転職に特化した求人サイト「NsPace Career」が運営するメディアです。訪問看護業界へのキャリアを考えるうえで役立つ情報をお届けしています。