精神科訪問看護がきついと言われる理由とは?辛いと感じた時の対策ややりがいを感じる場面を紹介
精神疾患を抱えて外来通院される患者さまの数は、2002年には223.9万人なのに対し、2017年には389.1万人と15年で150万人以上も増加しています。
このデータから、精神疾患を抱えながらご自宅で過ごす患者さまの数が多いことがわかり、精神科訪問看護の需要の高さも感じられるのではないでしょうか。
精神科訪問看護の需要は高い一方で、訪問看護の現場からは「きつい」という声も聞かれます。
今回は、精神科訪問看護の現場がきついと言われる理由や、辛いと感じた時の対策、やりがいを感じる場面はどのような場面なのか、実際の事例も交えながら紹介していきます。精神科訪問看護に携わりたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
また、精神科訪問看護がどのようなものかについては以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:精神科訪問看護とは?対象の疾患や看護師の仕事内容、1日の流れや向いている人も解説!
参照:厚生労働省「第13回 地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会|参考資料」
精神科訪問看護がきついと思われる理由
精神科訪問看護がきついと思われる理由には、どのようなものがあるのでしょうか。
主な理由は下記のものだと考えられます。
- 利用者さまの変化を感じにくい
- 会話が続かない、暴言などコミュニケーションの難しさを感じる
- 1人での訪問に不安を感じる
- 不衛生な環境へ抵抗感を感じる
- 介護的なケアを実施しなければならない時もある
- 家族との関わりが難しいと感じる
それぞれ解説していきます。
利用者さまの変化を感じにくい
精神疾患は、身体的な病気の変化とは異なり、いわゆる心の病気のため大きな変化を視認しにくいことが特徴です。
特に、ご自宅で過ごす利用者さまは入院されている方とは違い、状態が安定していることが多いため、「自分の看護実践によって利用者さまの状態が良くなった」というような変化を感じにくいのではないでしょうか。
利用者さまの変化を感じにくいため、やりがいを見出せないと感じて、働くのがきつい、辛いと感じてしまう看護師の方もいるかもしれません。
会話が続かない、暴言などコミュニケーションの難しさを感じる
寡黙な利用者さまや、話をするのが得意ではない利用者さまとは、うまく会話が続かないこともあります。
うまく会話ができないことによって、もどかしさや緊張感からストレスを感じたり、うまく関われていないと感じたりする看護師の方もいるでしょう。
また、易怒性のある利用者さまの中には、看護師に対して暴言を吐いたり、手を出してしまったりする(暴力)方もいます。
そのような恐怖を感じた体験から、働くのがきつい、辛いと感じてしまったという看護師の方もいます。
1人での訪問に不安を感じる
訪問看護では、基本的に1人で訪問することが一般的です。精神科訪問看護も基本的には、同様です。しかし、関わりにくいと感じた利用者さまの家や、暴言や暴力のある利用者さまの家へ行くのを不安、怖いと感じてしまう看護師の方もいます。
過去の体験から訪問へ強い不安や恐怖を抱えてしまうと、働くのがきつい、辛いと感じてしまうでしょう。
不衛生な環境へ抵抗感を感じる
利用者さまの家の中には、脱いだ衣服がたくさん散らかっていたり、食べかけの食べ物がそのままにしてあったり、時には虫がいたりする家もあります。
精神症状から、セルフケアや居住環境の清潔保持が難しくなっているため、そのような居宅は時々みられるものの、やはり抵抗感を感じるという看護師もいるでしょう。
不衛生な居宅への訪問を繰り返すたびに、徐々に訪問看護がきついと感じていってしまう方もいます。
介護的なケアを実施しなければならない時もある
前述のように、精神疾患の影響でセルフケアができず、看護師によるサポートが必要な利用者さまの訪問では、洗体や洗髪、爪切りやおむつ交換など介護的なケアを行わなければならない場面があります。
事前に想像していた「傾聴するだけの精神科訪問看護と違った」と思ったり、身体的な負担を辛く感じたりして、きついと感じてしまう看護師の方もいます。
ただし、訪問看護は清潔ケアや排泄ケアといった、利用者さまが生活するうえで必要な看護ケアを行うことが役割でもあります。
ご家族との関わりが難しいと感じる
利用者さまの居住環境へ看護をしに行くからこそ、ご家族との関わりも必然となり、悩みを抱える看護師の方もいます。
ご家族からの要望にうまく答えられなかったり、クレームを言われたりすると、関わりの困難さや辛さを感じてしまうこともあるかもしれません。
精神科訪問看護がきついと感じた時の対処法
前述のように、精神科訪問看護がきついと感じる理由は人それぞれです。次に精神科訪問看護がきついと感じた時の対処法を紹介していきます。
きついと感じる理由について整理してみる
まずは、なぜ精神科訪問看護で働くのがきついと感じているのか、感じていることを整理してみましょう。
利用者さまへの不安なのか、看護師としてうまく関われている自信や、やりがいを感じられないからなのかなど整理してみてから、きついと感じている原因に合わせて対処方法を考えていく必要があります。
看護師としてのキャリアプランを見直してみる
もし、やりがいを感じられないという理由であれば、看護師として働く中でのキャリアプランを見直してみるのも一つの対処法です。
自分自身のキャリアプランにおいて、精神科訪問看護で働くことはどのようなステップに位置づけられるのかを考え直し、キャリアアップの選択肢や精神科訪問看護師としてのキャリアプランを再構築することで、困難に感じることなく、再び頑張ろうと思える場合もあるかもしれません。
利用者さまに関する不安を他のスタッフや上司へ相談してみる
利用者さまに対する関わりや、利用者さまからの発言・暴言や暴力などを辛いと感じているのであれば、その抱えている思いを、他のスタッフや上司へ相談してみるのも良いでしょう。
利用者さまに対する不安を周囲に打ち明けると、「実は自分も同じ悩みを抱えていた」というスタッフもいて気持ちが楽になる場合もあるでしょう。また、看護師が相談をしたことをきっかけに、訪問看護ステーション全体として利用者さまに対して、今後の対応方針を考えていけるかもしれません。
また、不衛生な環境への訪問を辛いと感じているケースでも、相談することでヘルパーやご家族の介入を進めるなど、何らかの対応を取れる場合もあります。
まずは他のスタッフや上司へ相談してみると良いでしょう。
リフレッシュする時間を設ける
きついと感じているのは忙しい仕事の日々から、ストレスを抱えすぎているケースもあります。そのため、休日にリフレッシュする時間をしっかり設けるのもおすすめです。
また、ストレスと感じていることを友人と共有してみるのも良いでしょう。
少し遠くに外出してみたり、自然と触れ合うような時間を設けてみるなど、自分にとって仕事のことを忘れてリフレッシュできるような時間を意識的に作ってみましょう。
精神科訪問看護で感じられるやりがい3選
きつい、辛いという声も聞かれる精神科訪問看護ですが、もちろん多くのやりがいも感じられる現場です。
ここでは精神科訪問看護で感じられるやりがいを3つ解説します。
①一人一人と丁寧に関われる
病院では業務に追われて、一人一人の患者さまと丁寧に関わりを持つのが難しい場面もあるのではないでしょうか。
精神科訪問看護では、一人一人と決められた時間の間、丁寧に話を聞いたり関わったりすることができます。
また、時間をかけて、利用者さまの人となりや困っている症状をヒアリングすることが重要です。
一人一人の利用者さまと丁寧に話を聞いて関われるのは、精神科訪問看護ならではの魅力です。
そして、時間をとって長期的に関わっていけるからこそ、信頼関係を構築しやすいのも特徴です。利用者さまやそのご家族から、感謝の言葉をいただく場面もあり、やりがいを感じられるでしょう。
②地域医療やチーム医療に深く携われる
精神疾患の方には、訪問看護師だけでなく、さまざまな専門職が関わっています。
指示書を出している主治医やその病院の看護師、地域連携室の相談員や役所の福祉関連の窓口の方など、さまざまな専門職が利用者さまへ関わっています。
精神科訪問看護では、多職種と情報共有をしたり、利用者さまが社会資源の活用ができるように連携するなど、チームで深く携わる場面も多いです。
チーム医療の一員として活躍しているというやりがいも感じられるでしょう。
③精神科看護について深く学べる
先述したじっくり関われるという部分ともつながってきますが、深く関われるからこそ精神科看護について、深く学びやすい環境である点もやりがいになります。
精神疾患は、たとえば同じ統合失調症であっても、症状は人によって大きく異なります。
さまざまな事例を看るだけでなく、事例ごとの看護や対処法を学べるため、精神科看護について、深く学び経験を積めるのも大きなやりがいといえるでしょう。
精神科訪問看護がきついと感じたケース事例と対処法
最後に、精神科訪問看護がきついと感じた2つのケース事例と対処法をそれぞれ解説していきます。
※ここで紹介する事例は個人情報保護の観点から、実例を改変したものとなっています。
ケース1.あまり変化がみられない利用者さまとの関わり
利用者Aさまはご自宅で過ごされており、服薬確認や生活支援などを理由に訪問看護サービスを受けてている方です。
基本的に精神状態は安定しており、いつも訪問看護では看護師と楽しく雑談しています。
ある時看護師Bさんは、この利用者Aさまに対して「自分は何をしているのだろう」「看護師として関われているのか」と不安を感じてきてしまいました。
対処法
この場合の対処法として、まず訪問看護ステーション内でのカンファレンスを実施し、利用者Aさまへの看護に関する振り返りをする必要があります。
現在看護師としてAさまへ看護師として何ができているのか、Aさまの生活における悩みや訪問看護へ求めているものは何か、指示書の指示はどうなっているのかを振り返ります。
その上で、利用者Aさまの現状から「できていること(もしくは利用者Aさまの強み)」を訪問看護ステーションの看護師全体で認識していくと良いでしょう。
まずは、現状住み慣れたご自宅で過ごせており、看護師と雑談できているということは、看護師に日々のストレスを発散しながら安定した精神状態で生活を送れているということがわかります。それは訪問看護によって、定期的な訪問による介入ができているからではないでしょうか。
訪問看護ステーションとしては、どうしても状態が不安定な利用者さまへ目が向きやすい傾向にあります。しかし、今回の利用者Aさまのように状態が安定しているような方でも、定期的に訪問看護についてヒアリングしていき、カンファレンスを実施していく必要があります。
ケース2.易怒性のある利用者さまとの関わり
利用者Cさまは自分の感情を制御するのが苦手な方で、時々看護師に怒りの感情を抑えられずに暴言や暴力をしてしまいます。
看護師Dさんは恐怖を感じており、怯えてしまうことでうまく関われていないと感じています。
徐々に訪問看護師として働くことに対しても、恐怖を感じるようになってしまいました。
対処法
看護師Dさんは、暴言や暴力に対して不安や恐怖心を抱いていますが、Dさんだけでなく他の看護師も同様の感情を抱えているかもしれません。
そのため、定期的にカンファレンスや思いを感情する場を設けて、不安や恐怖を感じたという思いを吐き出せる場を作っていくようにしましょう。
そして自己研鑽の場を設けるのも一つの対処法です。
利用者さまが暴言や暴力をしてしまう背景には、精神疾患の症状で感情が制御できない、辛い思いを抱えているというのが理解できると、少しでも看護師が感じる不安や恐怖を抑えられるかもしれません。
また、利用者Cさまが暴言や暴力をする理由は何なのか、利用者さま自身に聞いてみるのも良いでしょう。慣れない看護師に対する、強い緊張感や看護師の視線に対する恐怖心からなど、理由が分かることで利用者さまと話し合い、感情が昂るのを抑えられるように一緒に対処法を考えていける場合があります。
例えば、看護師に手が出る前に、クッションをそばにおいておき、感情が昂った時はまずクッションを叩くようにするなど、対処法を提案して1つずつ試してもらいましょう。
ケアをする側も、安全に配慮して訪問できるように、複数名での訪問看護師で訪問する方法もあります。
転職事例:精神科病棟未経験からの転職。精神科訪問看護の現場で感じた、他科との違いとご利用者との向き合い方
インタビューご協力者
T.Hさん(37歳、正看護師)
一般企業を経験した後に30代で看護師資格を取得。病棟勤務をする中で、患者さんのメンタルサポートに興味を持つようなり精神科訪問看護ステーションへ転職。現在は、同じく精神科領域で2箇所目となる訪問看護ステーションにて勤務をしている。
転職前の訪問看護のイメージって?
T.Hさん
私の場合は、看護学生の時は特別「在宅」に強い興味はなかったです。
少し身の上話になってしまうのですが、社会人経験を経て看護学校に入学をしたこともあり、奨学金の返済のために卒業後しばらくは病院で働くことが決まっていたんですね。
「しっかりと経験を積むためには、まずは急性期だろう」と急性期病棟に希望を出したのですが、そこで苦労をしました(苦笑)。
急性期の教育システムや、様々な業務を並行してこなしていくことが決定的に合っていなかったんですね。
また、病棟で働く中で「患者さんの病気以上に、病気を持った患者さんの気持ちと向き合うことができる働き方はできないのかな?」と考えた際に、漠然と訪問看護が頭に浮かんだ程度でした。
精神科訪問看護に転職をしようと思ったキッカケは?
T.Hさん
特殊疾患病棟で勤務をしていた際にALSやパーキンソン病の患者さんと関わることが少なくありませんでした。
当然、患者さんやご家族は不安定に傾いたり、心の整え方がわからず苦しい気持ちを抱えることにもなります。
そういった方々のメンタル面でのサポートもしていければなと思ったことがキッカケでした。
また、同じ院内に精神科病棟もあったので、ベッドコントロールなどで、そちらの患者さんと関わる機会もありました。
「精神科って怖くない?」といった声を耳にすることもあるのですが、私の場合はそのような気持ちは全くありませんでした。
私たちよりも余程、優しくて純粋な方も多いというか…。
一方で、精神疾患を持たれている方の中には、言葉にはしなくとも敏感にこちらの真意を感じとる力があるように感じています。
相手から危害を受ける恐怖よりも、自分のふとした言葉や態度が相手を傷つけてしまうのではないか?といったことへの不安感の方が大きかったです。
前職の訪問看護ステーションからの転職を考えた理由は?
T.Hさん
理由はいくつかありました…(汗)。
まず、前職のステーションでは2年弱ほど働かせて頂いたのですが、その間も人の入れ替わりが多い職場でした。
そうなると、働いているメンバーやご利用者さんも落ち着かない印象を受けていました。
また、経営・運営の方針が、利用者さん主体では無いように自分には感じられました。
もちろん会社なので売上をあげることも大切なのですが、無理な拡大や運営をすると、そのしわ寄せは最終的には利用者さんにいってしまうので…。
どちらをとっても、腰を据えて長く働ける環境ではないなと感じて、転職を決意しました。
訪問看護への転職活動はどのように?
T.Hさん
いま思い返すと後悔も多々あるのですが…。
1回目の訪問看護への転職は、割とあっさりと決めてしまったんですね。
私の中で「精神科訪問看護」といった軸こそ決めていたのですが、それ以上の判断基準は何も持ち合わせていませんでした。
当時、訪問看護に関する知識も全然無かったので、「何が分からないかも分からない」「(面接時に)何を質問すれば良いか分からない」「どうせ働いてみないと分からない」といった開き直りから、エージェントから紹介された1つの事業所を「給与条件」や「通勤距離」といった条件面だけで決めてしまいました。
2回目の転職については、前回の反省を活かして自分でも一生懸命情報収集をしました。
その中で運営方針が気になるステーションさんが見つかり、そのステーションの方と在宅医療支援機構さん(NsPace Careerの運営主体の会社)の記事にたどり着き、ここに相談してみようとなりました。
2回目の転職は、「考え方に共感できる職場を選んでいこう!」と決めていたので、そういった判断基準を定めるためにも、ご面談をさせて頂いて大変良かったと思っています。
ご面談を担当して頂いたキャリアドバイザーさんから、
- 利用者さんにとって必要な訪問看護サービスとは?
- そのためにはどのような事業所が求められているか?
- 他所の事業所ではどのような運営をしているのか?
といった具体的なお話をして頂き、また、その内容が自分としてもすごく共感できるものだったんですね。
結果として、最初から最後まで迷うことなく、安心して転職活動を終えることができたと感じています。
転職した職場はどうですか?
T.Hさん
とても安心感のある職場だと思っています。
精神科訪問看護の現場って、言葉選びや応対にどれだけ細心の注意を払っていても、それがご利用者にとって不快になってしまうことや、裏目に受け取られてしまう場面があるんですね。
そんな時も、うちの社長や所長からは、
「あなたがご利用者にとって良いと考えてやったことであれば、関係が崩れてもフォローするから大丈夫。」と、言い切ってもらえました。
私としては、それがすごく大きな安心感で…。
社長も所長も、どのようなことにも動じずに、いつも穏やかに受け止めて頂けることに、とても感謝しています。
また、余計な研修やカンファレンス、無駄な業務が一切無いところも魅力的です。
カンファレンスは、気をつけないとスタッフの傷付き体験に繋がると感じていて。
所長もメンバーも、話し合うべきところでは向き合って議論します。
けれど、無理に何かをやろうとして負担となるようなことは無く、リラックスして次の仕事に取り組めるよう配慮して下さっています。
…こんなに早く帰れる職場は初めてで、良いのかな?とびっくりするくらいです(笑)。
精神科訪問看護への転職を考えている人へのメッセージ
T.Hさん
精神科訪問看護、とてもやり甲斐があると感じています。
私の主観なのですが、精神科は他科と比べて「医師の指示通りにケアをする」といった色合いが薄い気がしています。
1人1人のご利用者に合わせて、ケアに看護師自身の色を乗せることができる余白が大きいように感じています。
ご利用者の想いを汲み取れるよう関わりつつ、事業所で相談したり、自己研鑽を積み重ねていくと、ふとご利用者が良い表情をされる瞬間があるのですが、それがたまらなく嬉しいですね。
あと、精神科訪問看護への漠然とした恐怖感を持たれている方へのメッセージとして、大原則として、訪問先は医師からの指示があった方のみですし、看護師にリスクが生じるような方の場合は医師も訪問指示を出さないです。
また、事前に詳細な情報共有はされますので、こちらも十分な準備をしたうえで訪問に臨むことはできます。
むしろ、他科と比べても想定外の状況は起こりづらいのかとすら感じています。
私自身、まだ数年程度のキャリアでしかないのですが、精神科訪問看護の業務の中で、身の危険を感じるような場面に遭遇したことは一度もありません。
精神科訪問看護はきつい場面もあるものの、やりがいも感じる仕事!辛いと感じたら仲間を頼ろう
ここまで精神科訪問看護がきついと感じる理由やその対処法、やりがいや実際のケース事例を踏まえた対処法についても紹介しました。
精神科訪問看護はきついと感じる場面もあるかもしれません。
一方で、やりがいも感じられる魅力的な現場でもあります。
辛いと感じたりきついと感じたりしたときは、まずは周囲の仲間や上司に相談してみてください。看護は1人で行うものではなく、仲間と協力しながら行うものです。、精神科訪問看護は、身体の疾患とは異なり目に見えにくいため、訪問看護師自身も不安や課題を抱えやすいです。さまざまな職種と共に、利用者さまの生活に寄り添ったケアが実践できるよう一緒に乗り越えていきましょう。
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