訪問看護の働き方とやりがい 地域を支える在宅医療の魅力 ~訪問看護ステーションU 平川さんにインタビュー~

公開日:2026/04/13 更新日:2026/04/13
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兵庫県神戸市須磨区にある訪問看護ステーションUは、デイサービスから始まった株式会社K2プレイスが運営しています。理学療法士でもある代表取締役・平川さんに、これまでのキャリアや訪問看護を立ち上げた背景、ステーションの特徴、そして訪問看護の魅力についてお話を伺いました。地域の暮らしを支える在宅医療のやりがいや、これから一緒に働く仲間への想いをお届けします。

【※本記事はNsPace Careerが事業所向けに提供している「特集記事掲載サービス」によるものです。取材・撮影・編集はNsPace Careerが担当しました。】

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【須磨区・常勤】新規オープン!土日休み・インセンティブあり◎育児中の方も歓迎!

事業所名

訪問看護ステーション U

雇用形態

常勤

給与

月給 300,000円 ~ 350,000円

就業場所

〒654-0038 兵庫県神戸市須磨区青葉町2丁目1-25
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理学療法士として歩んできたキャリア

―まずは、平川さんのご経歴を教えてください。理学療法士を目指したきっかけは何だったのでしょうか。

「子どもの頃によく怪我をしていたんです。骨折も何回かしましたし、ガラスで切ってしまったこともありました。家族が病院で働いていたこともあって、医療の仕事は身近でしたね」

怪我の治療やリハビリを受ける中で、医療職への興味が自然と芽生えていったといいます。

「将来は、直接人の役に立てる仕事をしたいと思っていました。その中で、身近だった理学療法士という仕事に惹かれたんです。体を動かすことも好きだったので、自分に合っているかなと思いました」

大学卒業後、理学療法士の資格取得のために夜間の養成校へ通いながら、昼間は整形外科クリニックで働く日々を過ごしました。

「現場を見ながら学べたので、とても良い経験だったと思います」

資格取得後は急性期病院に勤務。その後、慢性期領域やデイサービスなど、さまざまな現場で経験を積んでいきました。

―訪問看護や在宅医療に魅力を感じたのは、どんな点でしたか。

「病院だと、どうしても“治療する側と患者さん”という関係になりやすいと思うんです。でも在宅では、その人の暮らしの中にお邪魔させてもらう形になります。だからこそ、その人らしい生活を尊重しながら関われるところが魅力だと感じました」

さらに、リハビリ職としてのやりがいも大きかったといいます。

「自分が関わることで、生活が良い方向に変わることがあります。例えば、できなかったことができるようになるとか。そういう瞬間はやっぱり嬉しいですし、やりがいを感じますね」

その後、病院の体制変更などの出来事も重なり、「自分で何か挑戦してみたい」という思いが芽生えていきました。

「組織の中で決められた形で働くより、自分で考えて取り組んでみたいと思うようになったんです。それで法人を立ち上げることにしました」

デイサービスから訪問看護へ広がった挑戦

株式会社K2プレイスでは、まず機能訓練型デイサービス「リハビット」を立ち上げました。

―最初から訪問看護を始めようと考えていたのでしょうか。

「いいえ、最初はデイサービスをやってみようと思って始めました。自分が考えるリハビリ型デイサービスを形にしたらどうなるのか、挑戦してみたかったんです」

立ち上げの時期は、ちょうど新型コロナウイルスの流行と重なりました。

「当時は“外に出ること自体が良くない”という雰囲気があって、体験利用の方もなかなか来られない状況でした」

利用者さんが集まらない時期もあり、事業としては苦しいスタートだったと振り返ります。

それでも、実際にデイサービスへ通い始めた方の多くが、楽しんで利用してくれるようになったと話します。

「来てくださった方は、ありがたいことに続けて利用してくれることが多かったんです。やっていること自体は間違っていなかったのかなと感じました」

デイサービスを運営する中で、新たな課題にも気づいたそうです。

「デイサービスを利用していた方が、体調の変化などで通えなくなることがあるんです。そのときに、何か別の形で支える方法はないかなと考えました」

そこで浮かんだのが、訪問看護でした。

「訪問看護なら、自宅で生活されている方を継続して支えられます。地域全体を支える仕組みとして必要なのではないかと思い、立ち上げることにしました」

こうして、2025年に「訪問看護ステーションU」が誕生しました。

訪問看護ステーションUの特徴と働き方

―利用者さんの特徴について教えてください。

「9割くらいが介護保険の利用者さんです。医療保険では難病の方もいらっしゃいますが、比較的安定して、自宅で生活されている方が多いですね」

平川さんは、このステーションの役割を「地域のインフラ」に例えます。

「イメージとしては、福祉のインフラ整備のような存在ですね。地域で生活されている方を支える役割を担えたらと思っています」

働き方の面では、ワークライフバランスも大切にしているそうです。

「基本的には土日休みで、残業も多くありません。17時半には業務が終わることが多いので、家庭との両立もしやすいと思います」

子育て中のスタッフなど、それぞれの事情に配慮した働き方も相談できる環境です。

「夜間のオンコールは、電話が月に4~5回程度です。出動も、開設してから夜間に呼ばれたのは数回ほどですね」

その理由について、平川さんはこう話します。

「昼間のケアをしっかり行っていれば、夜間のトラブルは少ないことが多いんです」

もちろん、今後利用者さんが増えれば状況は変わる可能性もありますが、現時点では落ち着いた体制で運営されています。

さらに、訪問件数に応じたインセンティブ制度があり、頑張りが給与に反映される体制となっています。

スタッフと話す時間は、大切にしている「感謝の循環」のひとつです(写真右:平川さん)。

「ありがとう」が循環するチームづくり

訪問看護ステーションUでは、「感謝の循環」を大切にした職場づくりを目指しています。

―どのような理念を大切にされているのでしょうか。

「私たちは感謝の気持ちを持ち続け、関わる人の心も体も豊かになる行動を通して、その人らしい支援を行うという理念を掲げています」

その中でも特に大切にしているのが、次の三つの考え方です。

・自分を大切にし、相手も大切にする
・今を大切にし、学び続け挑戦する
・喜びに共感し、感謝し合える関係を築く

「“ありがとう”が自然に出る職場にしたいと思っています」

日々の仕事の中でも、基本的なコミュニケーションを大切にしています。

「笑顔で挨拶するとか、返事をするとか、本当に当たり前のことかもしれませんが、そういうことを大切にしたいですね」

訪問看護の体制にも工夫があります。利用者さんに対して、完全な担当制ではなく、チーム制を一部取り入れた体制を採用しています。

「一人で抱え込んでしまうと、気持ち的にも大変になることがあります。なので、チームで支え合える体制にしています。利用者さんの状況によっては担当制を取り入れています」

また、朝のミーティングや、スタッフが揃った場合には終礼も行い、情報共有の機会を設けています。

「事務所に戻ってきたときに、利用者さんのことを相談したり、困ったことを話したりする文化もあります」

管理者は摂食嚥下の認定看護師で、豊富な経験を持つ看護師です。

「明るくて活発な人ですが、しっかり寄り添ってくれるタイプですね。病院で師長をされていた経験もあるので、頼りになる存在です」

新しく入職するスタッフに対しては、管理者が同行訪問を行いながらサポートします。

「基本的には3か月ほど同行訪問をして、少しずつ一人で訪問できるようにしていく予定です」

在宅医療のやりがいと、これから訪問看護を目指す方へ

訪問看護では、利用者さんの生活に寄り添うからこそ見える変化があります。

―印象に残っているエピソードはありますか。

「看護師から聞いた話ですが、最初は食事が難しい状態だった方が、ケアを続ける中で果肉入りのゼリーを食べられるようになったそうです」

また、リハビリの関わりによって、身体機能が改善することもあります。

「病院では立てなかった方が、訪問で関わる中で立てるようになったり、歩く距離が伸びたりすることもあります」

訪問看護とリハビリが連携することで、より幅広い支援が可能になると感じているそうです。

「訪問看護は“柔軟性があるところ”が魅力だと思います。それに、利用者さんやご家族から“ありがとう”と言ってもらえると、やっぱり嬉しいですよね」

最後に、訪問看護に興味を持つ看護師へのメッセージを伺いました。

「入院中には難しかったり、希望に沿うことができなかったりしたことが、自宅ではできます。利用者さんの生活に寄り添えるのが訪問看護の魅力だと思います」

訪問看護ステーションUは、まだ新しいステーションです。

「新しいステーションなので、自分の意見を反映しやすい時期でもあります。こんなことをやってみたいというアイデアも、形にしやすいと思います」

一緒に働く仲間として求めているのは、誠実さと主体性を持った人です。

「理念に共感してくれる方や、主体的に動ける方と一緒に働きたいですね。笑顔で挨拶できるなど、基本的なことを大切にできる方が来てくれたら嬉しいです」

地域の暮らしを支える訪問看護。その新しい一歩を、訪問看護ステーションUはこれから地域とともに歩んでいきます。

移動は社用車や自転車を利用し、明るい笑顔を届けています。

インタビュアーより

取材を通して印象的だったのは、「“ありがとう”が自然に出る職場にしたい」という平川さんの言葉でした。
まだ新しいステーションだからこそ、スタッフの意見が反映されやすく、チームで支え合いながら地域医療に関わっていける環境が整っています。訪問看護に興味がある方や、地域に寄り添う看護を実践したい方にとって、これから成長していくステーションの一員として働くことは大きな経験になるのではないでしょうか。

事業所概要

事業所名:訪問看護ステーションU
住所:兵庫県神戸市須磨区青葉町2丁目1-25 2階

事業所紹介ページ:https://ns-pace-career.com/facilities/14249

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事業所名

訪問看護ステーション U

雇用形態

常勤

給与

月給 300,000円 ~ 350,000円

就業場所

〒654-0038 兵庫県神戸市須磨区青葉町2丁目1-25
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記事投稿者プロフィール画像 NsPace Careerナビ 編集部

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