訪問看護はとにかく楽しい!未経験からでもその醍醐味を味わえる、サポート体制ばっちりの訪問看護ステーションを取材しました!

公開日:2024/10/15 更新日:2024/10/17
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ステーション概要

ステーション名:あしすと訪問看護リハビリステーション

インタビュー者:中島様(管理者/看護師)、松本様(主任看護師)

まずは、お二人のこれまでのキャリアプロフィールをお聞かせください。

中島様:

看護学校を卒業後、国立病院勤務を経て総合病院勤務と合わせ10年弱経験しました。

その後、総合病院内の訪問看護部署に異動したのがきっかけで、訪問看護の世界に入りました。その頃は訪問看護も今ほどメジャーではなく、強い関心があった訳ではありませんでしたが、家庭の事情もあり、訪問看護に未経験ながら挑戦してみたことが今に続いています。

はじめはパートからのスタートでしたが、実際に訪問看護を始めてみた結果、それまでの勤務以上にやりがいを感じ、その魅力に引き込まれ、現在は10年以上訪問看護師として活動しています。現在の訪問看護ステーションは平成25年に設立され、設立当初から勤務を続けています。

松本様:

高校の衛生看護科卒業後、病院附属付属の看護学校に入学しました。

卒業後はそのまま附属付属病院に勤務し、結婚・出産を経て、一度退職しましたが、その後看護師として復帰し、夜勤勤務を11年続けていました。

実家の母が脳梗塞で倒れてしまったことをきっかけに、訪問看護の当事者として、訪問看護ステーション勤務を開始しました。

10年程度勤めた間、様々な経験を経て一度は訪問看護勤務を辞めた時期もありましたが、やはりまだ働きたいと思い直し、現在の訪問看護ステーションにて勤務しています。

途中、別のステーションに移った時期もありましたが、中島様の熱意にほだされ、再び現在の訪問看護ステーションにて活動しています。

本日はあしすと訪問看護リハビリステーション様の良さはもちろん、訪問看護というお仕事の魅力についてもたくさんお話を伺えればと思います!

今の訪問看護ステーションの良さ

中島様:

特にステーション内の雰囲気が良く、必要なコミュニケーションをしっかり取れているところが強みです。また、作業療法士や理学療法士、看護師、事務職等様々な職種のスタッフがいつでもコミュニケーションの取れる距離にいることも特徴の一つですね。スマホやLINEでの連絡の他、iPadの活用なども積極的に行うことで、リアルタイム以外での連携も取りやすく、そこが働きやすさに繋がっていると思います。

通常は看護師のみの少人数のステーションが多い訪問看護業界の中でも、多職種が協力しあって連携している特徴的なステーションとなっています。

また、ケアマネージャーとの連携を元にリハビリ支援にも力を入れており、リハビリが難しい場合には看護師がサポートに入るなど、ご利用者様のお困り状況に応じて臨機応変に必要な支援を提供する体制を取っているところを大切にしています。

訪問看護ステーションの目指すところ

依頼された利用者様は出来る限り断らない、そのための準備や体制を整えたうえで、いつでもすぐにお受けできるようなステーション、皆さんが困った時にすぐに必要なお手伝いができるような体制づくりを日々目指して活動しています。

訪問看護以外にもリハビリやケアマネージャーなど、複合的な体制を取っていることがステーション看板からも伺えます。

他の訪問看護ステーションや病院との連携も

地域によっては、他の訪問看護ステーションや主要な病院とも連携し、病院での研修実施などの横の広がりも展開されています。

またオンラインでのZoomミーティングなども開催されており、いろんな職種の方が参加し、それぞれの訪問の際の悩みや相談を話し合うなど、活発なコミュニケーションが行われています。実際に実務として私たちが今ここで働いていることのほかに、やっぱり皆さんがいろいろな悩みを訪問するにあたって悩んでいるので、そこもすごく考える場にもなっていますね。

そのコミュニティの中には、病院の先生や退院支援の看護師さん、他のステーションの訪問看護師さん、ケアマネさん、訪問薬剤師さんもいらっしゃるので、いろんな方の意見を聞けるっていうのはすごくためになりますね。

小規模な体制が多い訪問看護ステーション業界の中でも、体制が整っていて、懐が大きそうな印象が特徴的だと感じました。実際に入職するにあたってはどのようなイメージをお持ちでしょうか?

どんな看護師の方に特に来ていただきたいか

ベテラン看護師が多いステーションなので、伸びしろを持った若い方を育てられるという意味では、経験が浅い、または未経験の若い方も大歓迎です。その上では、親子ほどに年齢が異なることも意識し、若い方の考え方や価値観を尊重すること、傾聴することを重視して日々過ごしています。

また、その中でも、まず何をやりたいかということをコミュニケーションの中で明確にしていくこと、それを尊重しつつ、時にはそこから少し視野を広げるような会話もしていくことで、その方の持つ様々な可能性を引き出していけたらと考えています。

まずは同行訪問からお気軽に!

訪問看護を始めてから、思っていた働き方やイメージと違った!ということが無いように、入職前の同行訪問などでまずは訪問看護を知っていただく、肌で感じていただくということを積極的に行っています。

病院勤務との違いや訪問看護の実際の感覚を知った上で、ぜひ訪問看護のお仕事にご応募いただけると、双方にとってミスマッチ防止となり、良いのではないかと思っています。

また、同行訪問を通じて、弊訪問看護ステーションの思いや価値観、雰囲気も伝えられたらと思います。そのプロセスを経て、相性が良さそうだな、長く勤められそうだなと感じた方にはぜひご応募いただきたいですね。

また、同行訪問は入職後も継続して行うなど、未経験の方でも無理なくステップアップしていただける体制が整っています。

インタビューも佳境に入り、話は訪問看護というお仕事自体の楽しさについて盛り上がりました!

最後に、訪問看護というお仕事の魅力について思われているところを余すことなくお伺いしたいですが、いかがでしょうか?

病院勤務に対する訪問看護の楽しさ、やりがい

松本様:

病院、訪問看護両方を経験してきて思うことは、訪問看護はより利用者様ひとりひとりに向き合うことで、信頼関係を構築し、寄り添っていく支援ができること、また多職種の人たちと協力しながら利用者様を支えていくところに、病院勤務とは違った楽しさや喜びを感じます。

ある程度一日の流れが決まっている病院勤務とは異なり、ご利用者様を訪れた時に臨機応変に対応することが訪問看護には求められると思っています。そのため、その場で何が求められているかの目利き、アセスメント力が必要ですね。

また終末期のお看取りの方を見ることもあるため、そこが学生時代の実習や病院勤務とは大きな違いではないかと思います。

訪問看護は本当に奥が深い、魅力あるお仕事です

中島様:

訪問看護は本当に奥が深い、かつ幅も広いお仕事だと日々感じています。ご利用者様の年齢も0歳から100歳越えの方まで、症例の幅も広く、多職種のプロフェッショナルとの連携や支援のバリエーションも多岐にわたるため、それも含めて飽きずに続けられる、毎日が勉強であり新しいこととの出会いですね。また、自分自身の年齢も気にせず、若い方からベテランの方まで、やる気がある方であれば皆さんに門戸が開かれているという点も魅力だと思います。

利用者様との信頼関係を構築し、家族までとはいかずとも看護師としてやはりその方に元気になってもらいたい思いや、これまで家からなかなか外出できなかったけれどもQOLを上げたいなど、その利用者様が望んでいることを踏まえて、その上で私たちはどこまでどういった形でご支援ができるのか、そういうところをお話して先の目標を立てていく。

その目標が見えた時に、そこに一緒に向かって行くことで達成できた時の達成感はもう何とも言えない嬉しさがあります。本当に小さな達成でも達成できたことってすごく嬉しくて、もちろん反対に心が折れてしまうようなこともたまにはありますが、そういう嬉しい気持ちの積み重ねが、つらい思いよりも上回っているというところがあって、訪問看護の仕事はやめられないなと思います。

それが私の訪問看護人生です。日々のこの小さい喜びの積み重ねですね。さらに、利用者様は皆さんありがとうって一言でもやっぱり言葉としてくださるので、そこがまた頑張ろうっていう原動力になっていきますね。そこがしっかり実感として得られるということが、本当にありがたいです。これは病院勤務ではなかなか味わえない醍醐味、喜びですね。

松本様:

やはり自分としてはいろいろ考えながらやるっていうところが楽しいと思っていて、病院だとその時間の中でいろいろな処置をし、検温の時間も決まっていたりとか、病院は病院で楽しさもありますし、大変なところもあると思うのですが、自分で勉強して、いろんなことを考えながらその方に何をどう提供するかを考えていく楽しさがあるっていうところですかね。

多分、性格的にこれでやりなさい、あれをやりなさいって言われるのが嫌なタイプなので、自分が勉強したことをいろいろ提供して、その中で利用者様がフィードバックを下さったり、その方の生活のQOL向上に反映されたり、ご家族様も含めて受け入れてくださるという楽しさ、やりがいなのかなと思います。

インタビュアーより

今回インタビューしたあしすと訪問看護リハビリステーション様は、ステーションとしての包括的な支援体制が整っており、未経験者でも訪問看護の世界に飛び込むことができるだけでなく、中島様松本様の、訪問看護というお仕事に対する熱い思いがとても印象に残りました。

未経験の方はなおさら、経験者であっても、この熱量からどんどん訪問看護のお仕事の魅力にはまってしまいそうです!

ご興味を持った方はこちらからご応募いただけます

あしすと訪問看護リハビリステーション(埼玉県さいたま市見沼区)

リハスタッフ在籍で多職種連携活発♪埼玉県さいたま市見沼区にある訪問看護ステーションです。

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記事投稿者プロフィール画像 NsPace Careerナビ 編集部

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