信頼できる看護師「みゆきさん」が家族をここまで変えた

公開日:2018/09/12 更新日:2024/04/01
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ステーション立ち上げに関わった、がん性疼痛看護の認定看護師のみゆきさん 家族が訪問看護を受け入れるきっかけになった、彼女への厚い信頼感

インタビューご協力者

松井 知子
せたがや訪問看護ステーション
管理者 看護師

信頼できる看護師「みゆきさん」が家族をここまで変えた

松井さんのエピソードは、せたがや訪問看護ステーションを運営する会社「株式会社みゆき」にちなんだもの。

この社名は、みゆきさんという、とある一人の女性の名前から取りました。 

株式会社みゆきの立ち上げには、松井さんと一緒に、がん性疼痛看護の認定看護師であるみゆきさんが関わっていました。松井さんとは、前職の同僚というご関係。 

当時、松井さんのお父さんは肺がんを患っていました。

看護の方向性を家族で話し合った際、「家で看るのは難しい」という、国立病院の師長を務めていた松井さんのお姉さんと、「家でも看れる」という末っ子の松井さんは意見が対立。お父さんご本人は「入院したくない。最期は家で過ごしたい」と言っていたものの、訪問看護についての知識があまりなく、また小さな時から泣き虫だった末っ子の松井さんの言う意見を、ご家族はなかなか受け入れてくれなかったそうです。 

そんな中、がん疼痛の認定看護師だったみゆきさんの、痛みに対する上手な説明やじっくりと家族に対峙する丁寧な対応に、ご家族は「みゆきさんが看てくれるなら家でも大丈夫かも」と、みゆきさんと訪問看護そのものに信頼を置いていきました。 

そして、お父さんの訪問看護をみゆきさんが担当し、最期まで家で過ごすことができました。

お父さんは「僕にとっての先生はみゆきちゃんだ」と絶賛するほど、みゆきさんのケアでお父さんも安心してくれたそうです。 

お父さんを最期まで看た後、お姉さんからも「訪問看護ってすごいんだね」と認めてもらえたことも嬉しかったと松井さんは振り返ります。 

しかし、その後、みゆきさんはステーションの立ち上げ前にスキルス胃がんで逝去。

シングルでお一人暮らしの方だったので、最期は病院だったものの、みんなで病院に寝泊まりしながらお看取りをしたんだとか。 

訪問看護ステーションの立ち上げだけでなく、ご家族の看護、自分自身の看護師人生としても、みゆきさんから非常に大きな影響を受けた松井さん。 

みゆきさんを通じて、家族の立場で見ても、信頼できる訪問看護師に対しては家族はこんなにも安心して、こんなにも変わるんだ、ということを目の当たりにしました。

「これからも訪問看護を続けていこう!」と松井さんが強く感じた、みゆきさんとの出会いだったそうです。 

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記事投稿者プロフィール画像 NsPace Careerナビ 編集部

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