管理職や資格取得、病院ではなく在宅に見出したこれからのキャリアプラン【訪問看護転職事例】

公開日:2018/08/19 更新日:2024/03/12
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インタビューご協力者:
深山 龍太さん(27歳、正看護師)

四年制大学の看護学部を卒業後、大学病院の救命病棟に入職。その後、総合病院のオペ室勤務を経た後、先々のキャリアアップも見据えて訪問看護ステーションへと転職をする。

趣味・好きなものを教えて下さい!

キャンプです。  心を無にして焚き火をずっと眺めている時間が良いんですよ(笑)。  あと、真夜中の滝って、すごく迫力があって圧倒されます! 

※この記事はNsPace Careerの運営会社である在宅医療支援機構の人材紹介サービスを利用して転職した方のインタビューになります。

転職前の訪問看護のイメージって?

深山さん

大きく2つで、まずは「ベテラン看護師が活躍する職場」といったイメージと、「急性期ではなく、慢性期寄りの患者さんが多い」といったイメージを持っていました。 

特に後者のイメージについては、僕が救命病棟出身だったこともあり、「時間をかけて患者さんの希望に沿った看護を提供できる働き方をしたい」と漠然と考える中で、興味関心が在宅に紐付いていった感じでした。 

訪問看護に転職をしようと思ったキッカケは?

深山さん

先程も延べた通り、まずは患者さんの希望に沿った看護が提供したいという希望がありました。 

その他には、病院で働く中でも在宅の今後の社会的なニーズの高まりは感じていたので、将来の自分のキャリアプランを考えた時、いま在宅・訪問看護を経験しておいた方が、より選択肢が広がるのではないかと考えました。 

また、将来的には管理職も担っていきたいと考えていたので、病院よりも在宅の方がチャンスは多いだろうと考えたことも理由の1つです。

訪問看護への転職時に不安はありましたか?

深山さん

訪問看護へ進もうとは決めていたのですが、正直なところ不安も大きかったです。 

まず、在宅は病院以上に看護師の人手が不足しているイメージがあったので、業務量や業務負担も非常に大きいのではないか?といった点を心配していました。 

また、病棟時代に終末期の方の受け持ち経験がなかったので、在宅で過ごされるご利用者やご家族への支援の仕方・関わり方は自分で大丈夫なのだろうか?という不安も大きかったです。 

訪問看護への転職活動はどのようにしましたか?

深山さん

在宅・訪問看護に絞って転職先を探していきました。 

ただ、自分で探しただけでも訪問看護ステーションはたくさんありましたし、それぞれの事業所の特徴をひとりで調べていくのは難しいなと感じ、在宅業界に特化した紹介をされていた在宅医療支援機構さんに相談をしました。 

また、転職先選びの他にも、先々の自分のキャリア形成のことや、認定・専門資格の取得についても、業界に詳しい方からの客観的な意見を頂きたいなと考えていました。 

在宅医療支援機構での転職は(率直に!)どうでしたか?

深山さん

訪問看護での業界のことはもちろん、働き方や給与の相場観など、自分が知りたかった情報について詳しく案内をして頂けた点がとても心強かったです。 

あと、転職後も、定期的にご連絡を頂けた点、気軽に相談ができた点も有難かったですね。まだ職場に十分馴染んでいなかった時期は特に助けられたと思います。 

地味に、ではあるのですが、やり取りがほとんど『LINE』だったことも良かったかな(笑)。 

仕事の合間などでも、気軽に連絡ができた点が楽でした。 

転職先の職場はどうですか?

深山さん

非常に勉強になる環境だと思います! 

上司には在宅の専門看護師や訪問看護の認定看護師がいるのですが、その距離感が本当に近いんです(笑)。 

1件1件の訪問の度に報告や相談ができる環境で、学ぶことはとても多いと日々感じています。 

また、同じ会社で働くケアマネやリハビリといった他職種の方との距離感も近く、ご利用者について頻繁に相談をしあえる点も良いなと思っています。 

病院の時よりも現在の方が他職種の方との距離感はグッと近くなったので、良いアドバイスや新しい視点を多くもらえることは嬉しいです。 

あと、事業所の雰囲気も好きです。 

まだまだ経験の浅い自分ではあるのですが、「みんなで(事業所を)盛り上げていこう!」という空気の中で働けていることにやり甲斐を感じています。 

訪問看護への転職を考えている人へのメッセージ

深山さん

僕は、在宅にきてから病院で得た知識の重要性を再認識しました。 

例えば、救急搬送をしなければいけない状況での見極めには急性期の病棟で培った知識が役立っていますし、フィジカルアセスメントの大切さに改めて気付かされる場面も多く、いまは新卒一年目の時に学んだことを学び直したりもしています。 

学ばなければならないことが多いことや、在宅ならではの難しい場面に遭遇すること、病院での固定概念を転換させなければいけないことなど、ハードルに感じる点があることは確かなのですが、僕自身は「在宅にきて良かったな」という気持ちで、やり甲斐を持って働けています。 

興味のある方には是非検討をしてみて頂けたら嬉しいですね! 

まとめ:転職先選びのポイント

  1. 上司との距離感が近く相談しやすい雰囲気の職場
  2. 看護業務だけではなく、経営や管理についても学べる環境
  3. 専門もしくは認定資格を持った看護師が在籍をしている職場

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記事投稿者プロフィール画像 NsPace Careerナビ 編集部

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