自分に合った精神科訪看の選び方。お給料だけじゃない、職場さがしで大事なこと。【訪問看護転職事例】

公開日:2023/05/26 更新日:2024/03/05
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インタビューご協力者:
O.Mさん(42歳、正看護師)

准看護師から正看護師を取得。急性期を中心に経験する中で「もっと患者に向き合った看護をしたい」と考え精神科看護に興味を持ち、大阪府内の精神科病棟で10年ほど勤務した後、訪問看護の世界へ。

趣味・好きなものを教えて下さい!

元々趣味という趣味はあまり無いんですが、訪問看護って意外と歩くことが少ないので、最近は登山を始めようと思っています!まずは大阪で一番高い山、金剛山が目標です。

※この記事はNsPace Careerの運営会社である在宅医療支援機構の人材紹介サービスを利用して転職した方のインタビューになります。
※記事の写真はイメージです。

訪問看護のイメージって?

O.Mさん

病院である程度経験を積んだ私にとって、訪問看護は全くの「未知の世界」でした。

ただ悪いイメージは全く無くて、「患者さんとの距離がより近くなれる場所」なんだろうなという感じで、漠然と良いイメージは持っていましたね。

事例検討会や業界誌などでも訪問看護の事例を目にして、「とてもおもしろそう!」と思っていました。

訪問看護に転職をしようと思ったキッカケは?

O.Mさん

病院と訪問看護の大きな違いの一つに、患者さんを我慢させなくていい、というのがあると思うんです。

病院だと慌ただしい業務の中で、患者さんに「ちょっと待ってね」と言う場面が多く、もっと患者さんと1対1でじっくり関わる看護をしたいと思うようになっていました。

病院で学べることは一通り学んだかなとも思っていたタイミングだったこともあり、新しいことに挑戦したい!と訪問看護への異動を希望しました。

前職の訪問看護ステーションからの転職を考えた理由は?

O.Mさん

いくつかの転職エージェントに登録して、その中でも一番よさそうな担当の会社を中心に進め、条件的にマッチした訪問看護ステーションに就職しました。

ただ実際に働いてみると、管理者と運営の方針が合わなかったり、相談できるスタッフがいなかったりと、、落ち着いて働いていくにはやりづらさを感じていました…。

その後、訪問看護師として経験を積んで、看護実践の中で相談できる環境で働きたい!と思って、再び転職活動を始めました。

訪問看護への転職活動はどのように

O.Mさん

これまでの転職ではエージェントを使っての転職活動がうまくいかなかったので、もう転職エージェントは使わないようにしようと思っていたんです。

精神科の訪問看護ステーションって本当に利用者さんのことを想っているところから、ビジネス思考の強いところまで色々な事業所があって、そこまで寄り添って教えてくれないと思って。

ただ自分でインターネットで色々と調べていく中で在宅医療支援機構さんを見つけ、「訪問看護に特化している」ということや、「在宅医療支援機構」という名前からも何となく安心できそう(笑)と思って、登録して相談してみました。

在宅医療支援機構での転職は(率直に!)どうでしたか?

O.Mさん

在宅医療支援機構さんに相談して本当によかったと思います!

最初の電話相談の段階で、条件面はもちろんのこと、

・私がどんな風に働きたいか

・ステーションの雰囲気や空気感

も汲み取ってくれたのが大きかったです。

また担当の方も話をしっかり聞いてくれる方だったので、気になることはラインと電話で遠慮なくどんどん聞け、安心して転職を進めることができました!

転職した職場はどうですか?

O.Mさん

本当にストレスなく働けています!

これまでの職場では、現場で困ったことやわからないことが相談できない状況だったのですが、今の職場では何でも相談できる環境なのでとてもありがたいですね。

管理者の方もスタッフのことを気遣ってくれる方なので、訪問看護のこと以外にも、事業所の運営についてから他愛のない雑談まで、色々話しながらやっています。

また外部の研修にも参加する機会もあり、最近では『SEP』という認知行動療法をベースにしたプログラムを学ぶ機会もありました。

私はとにかく現場が好きなので、日々の訪問看護をより良いものにしていくことがやりがいに繋がっていますね。

訪問看護への転職を考えている人へのメッセージ

O.Mさん

「経験が足りないんじゃないか」と、訪問看護に挑戦することに二の足を踏む方も多いと聞きますが、私はむしろ経験は無い方がいいんじゃないかなと思います。

臨床経験2、3年あれば充分、1年目や新卒でもいいと思ってます。

病院では技術は学べますが、患者さんは病院に来ている姿しか見えません。訪問看護ではその人の生活全てを見ることができて、病院では学べない視点を知ることができます。

看護そのものを学べる場所だと思うので、体験するなら早ければ早いほどいいと思いますよ!

まとめ:転職先選びのポイント

  1. 精神科の訪問看護について学べて、相談できる職場
  2. 看護師を信頼してある程度ゆだねてくれる管理者のもとで働きたい
  3. 3人の子どもを持つ親としても収入面はある程度確保したい

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記事投稿者プロフィール画像 NsPace Careerナビ 編集部

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