海外単身赴任中の旦那と幼稚園児の子どもを抱えた中での訪問看護師デビュー!【訪問看護転職事例】
インタビューご協力者:
角田陽子さん(32歳、正看護師)
大学病院での外科・内科病棟を経験した後、結婚を機に転職してクリニックでの内視鏡センターに勤める。 旦那は海外に単身赴任、子どもは保育園から幼稚園へ転園という中で訪問看護ステーションへ転職をする。
趣味・好きなものを教えて下さい!
『新日本プロレス』の棚橋選手が好きです! 深夜テレビで偶然目にしたときからすっかりハマってしまい、携帯の待受にもしています(笑)。 年始に開催される東京ドームの興行も応援にいく予定です!
※この記事はNsPace Careerの運営会社である在宅医療支援機構の人材紹介サービスを利用して転職した方のインタビューになります。
転職前の訪問看護のイメージって?
角田さん
学生時代の実習で訪問看護が楽しかったこともあり、いつかはやってみたいと思っていました。
一方で、「現場での責任が重い」「自分ひとりで判断をする必要がある」「経験豊富なベテランが働く職場」といったイメージも持っていました。
また、自分の周りの友人や同期たちの中には訪問看護を希望する人が誰もいなかったので、余計に正しい情報が入ってこなかったのかなと思っています。
「訪問看護って良いよね」という会話は一度も無かったかな…(汗)。
訪問看護に転職をしようと思ったキッカケは?
角田さん
それまではクリニックでのパート勤務をしていたのですが、子どもが保育園から幼稚園に転園することが決まり、より働く時間の制限が厳しくなりました。
同時に、旦那が海外に単身赴任中だったので、子どもの面倒は全て自分ひとりでみていました。
そんな状況で働き方を見直している際、子育てとのワークライフバランスの面や、以前から興味を持っていたことも重なり、訪問看護をやってみようかなと漠然と考えたのがキッカケです。
本音を言えば「在宅はもう少しキャリアを積んでから…」という頭もあったのですが、まだ年齢的にも体力のある間にスタートをした方が良いのかな?という見切り発車的な面もありましたね(汗)。
訪問看護への転職時に不安はありましたか?
角田さん
不思議とそこまで大きな不安はありませんでした。
あえて挙げるとすると、大学病院を退職後は、クリニックでの内視鏡補助をしていたので、臨床的なものから離れてしまっていたことは気がかりではありました。
あとは、在宅でご利用者と関わりを持っていく中で、「お前はもう来るな!」と言われちゃったらどうしよう、とか(苦笑)。
訪問看護への転職活動はどのように?
角田さん
最初はインターネットでの情報収集をして、転職サイトにも2つほど登録をしました。
転職エージェントの方に希望条件を伝えても「その条件だと(ご紹介が)難しいです」といったお返事が返ってきてしまったり、こちらの希望に反して在宅以外の求人ばかり案内をされたりと、うまくハマらなかったのが正直な感想でした。
そんな中で、「在宅」「訪問看護」といったワードで検索していた際にたまたま在宅医療支援機構さんのサイトが目について、在宅特化という点に惹かれてこちらへ問い合わせをしました。
その後は、在宅医療支援機構さん一本で転職活動は進めています。
在宅医療支援機構での転職は(率直に!)どうでしたか?
角田さん
自分の希望にピッタリと合った職場を紹介してもらえたと思っています。
特に自分の場合は希望条件が細く、希望に合う職場を見つけることは難しいだろうと考えていたので、今の職場をご紹介頂けたことはとても感謝しております。
転職サポートの面でいえば、自分自身が訪問看護の業界や働き方のことを何も理解していない状態からの転職活動だったので、気になっていた点は何でも細かく終えてもらたのはとても助かりました。
また、ステーションのご案内をして頂く際、そのステーションの特徴や働く際のメリット・デメリットなども、包み隠さず案内して頂けたと感じています。
あとは、転職活動後も紹介して終わりなのではなく、働き始めてからも相談ができる点の安心感は大きいです。
転職した職場はどうですか?
角田さん
とてもアットホームで、人間関係の良い職場だと思っています。
管理者さんはとても気さくで何でも相談できる方なので、安心して働けています。
子どものことを気遣って頂き「子ども優先で良いからね」と仰って頂いたり、子どもの送迎で昼食の時間が取れないことまで気にかけて頂いたりと、まるでお母さんのような存在で(笑)。
あとは、自分は働ける時間が限られているのですが、興味のある症例・勉強したい症例については同行訪問をセッティングして頂き、可能な範囲で色々な経験をさせて頂けていることをとても有り難く思っています。
訪問看護への転職を考えている人へのメッセージ
角田さん
もし訪問看護に興味があるのであれば、まずは詳しい方に話を聞いてみるのが良いと思います。
自分の場合も、「子育てとの両立は可能なのか?」「そもそも働き方のイメージがつかない」といった不安材料を抱えた中での転職活動だったのですが、結果として今の職場にめぐり合えていますので。
あと、私は大学病院とクリニックを経験したうえで訪問看護をはじめましたが、病棟やクリニックでの業務に比べて、訪問看護の方が自分の業務量をコントロールしやすく、子育てとの両立はしやすい仕事なのかなとも思いました。
将来的に、より子どもの手が離れていっても、引き続き訪問看護を続けていきたいと考えています。
まとめ:転職先選びのポイント
- 幼稚園児の子どもの育児との両立が可能な働き方
- 気軽に相談のできる、話しやすい雰囲気のメンバー
- 幼稚園への送迎がしやすい通勤距離
「NsPace Career ナビ」は、訪問看護ステーションへの転職に特化した求人サイト「NsPace Career」が運営するメディアです。訪問看護業界へのキャリアを考えるうえで役立つ情報をお届けしています。